望みが叶わないってどういうことですか。
叶えたい。叶うに当たっての恐怖。この間に
枠が存在している。叶うと叶わないの差は
一体何か。叶えたいから怖くないよと言い
聞かせて飛び移ろうとする。でもやっぱり
怖い。枠のビジョン。枠は初めからない?
なぜ錯覚するのか。錯覚といえばこの世界は
全て幻とも言えるかもしれないが。
叶えたいという望み。でも期待を裏切っては
(裏切られては)いけないというルールとそれ
に伴う恐怖。ここまでは素直な気持ちだ。
裏切られてはいけないという恐怖は、叶える
ために不必要な感情だから排除せよという
思考を持った時に枠は生まれる。極まともな
考え方に思える。ここからだ。隕石が次々と
降ってくるビジョンが見える。天変地異の
前触れか。そもそも、望みを叶えたい、
現実を変えたいのは苦しみから逃れるため。
現実が変われば苦しみから逃れられる。
どこかで見たことのあるフレーズ。条件を
満たせば手に入れられる。逆に条件を満たさ
なければ、得られない。あなたはそのままで
いてはいけない。私が本来求めていた苦しみ
からの脱却は、無条件に満たされるという
ことだ。条件、ルールがあるからいけない
のではなく、あってもなくても、したいと
いう気持ちとそれを制限する思考があると
いうだけで、それがいけないことだと考える
から苦しみが生まれる。現実を変えようと
してもいいし、変わらなくても、私の存在
は変わらない。期待とは現実を変化させ
ようとした時に起こるもの。裏切りも同じ。
価値感や価値観はあるが、価値というのは
幻想である。価値感が得られれば、価値観に
従っていれば、自分の存在価値が上がるという
幻想。お金だってそれそのものに価値がある
のではない。お金を持っていれば幸せに
なれる、存在価値が上がるという共同幻想
のもとに成り立っている。存在価値という
幻。大失敗しても、現実が変わらなくても、
私自体は何も変わらない。マネーゲーム。
人生ゲーム。仕組み。カラクリ。