生きるモチベがない。大好きな、大好きな大好きな漫画家さんのサイン会に外れた。その漫画家さんの連載は二年前に終わってて、今

大好きな、大好きな大好きな漫画家さんのサイン会に外れた。
その漫画家さんの連載は二年前に終わってて、今回は初めての画集発売、それに伴っての特別な会だった。
画集はすごく高くて、高校生の私では簡単に手を出せるものじゃなかったけど、家族に頼み込んで買わせてもらえた。
本当は画集だけですごい嬉しかったけど、そこにサイン会の応募券が封入されてるとなれば、応募しないわけには行かないし、なんとしてでも行きたかった。

その作品は私にとって生き甲斐そのもので、10年間追いかけ続けて、辛い時も悲しい時も、死にたくなった時もその作品のことを考えて耐えてきた。まだ最終回観てないから死ねないって思って踏ん張れた。
今でもそうで、今は大学受験前だけど、勉強が嫌だけどあの漫画の主人公も受験したし、あの漫画の主人公なら絶対耐えられるから頑張ろうと思って、息抜きにその漫画を読んで、頑張ってこれた。
頑張ってこれたのにはサイン会の存在も大きくて、頑張れば先生に会える、直接お礼を言えるって思ったらもっともっと頑張れた。

でも結果は落選で。こんなに悲しいことって人生あるのかなってくらい悲しくて。多分受験全落ちするよりも悲しかったと思う。ハガキに絵を描いた人が当りやすいみたいなこと言われてもさ。受験勉強しながら絵なんてかけないし、そもそも私は絵が苦手で。メッセージかくので精一杯だったのに。絵を描くのだけが誠意なの？誠意って、なによ。

とっくに連載は終わってるから、きっともうサイン会なんてやらないんだと思う。もし別の作品を書いてサイン会をやるとしても、私はその作品を描いた先生に会いたいわけじゃない。あの作品が好きなんですって伝えたいから。
そう思ったら悔しくて、悲しくて。

今日は入試だった。サイン会に外れてから出願した大学。今日私が試験を受けている間、サイン会に参加している人がいるというのが、どうしても辛かった。憎かった。
まだまだ入試はあるけど、なんのために頑張ればいいんだろう。
もう大好きなあの作品は終わった。サイン会もない。あれほど好きなものも、もう現れる気すらしない。

大学も受けはするけど、別に何をやりたいわけでもない。
毎日に張合いがなくて、この先生きていくことになんの希望も持てないんだ。

サイン会に行ったって人のつぶやきがTwitterで流れてきたのをみた。
「今日のサイン会で、○○という作品は本当に完結したんだなと思った」みたいなことがかいてあった。
今日で完結したなら、私は、サイン会に行けなかった私は一体どうなるの？

すきだったのに、今はその漫画を読むだけで涙が止まらない。

悔しかったから、初めてファンレターを書いて投函した。すごい有名な漫画家さんだから、返事なんて来ないと思う。
もうどうしたらいいんだろう。アイドルとか、2次元アイドルとか。好きなものがあって、追いかけられてる人がキラキラしてて羨ましい。