ななしさん
頑固や心配性を直すのはかなり難しいものと思います。
頑固を直したいって人はたくさんいます。
でもね、そもそも異論を受け入れられないタイプだからこそ「頑固」なわけで、そういうタイプが「他者のアドバイスを受け入れて直す」をやろうとすることが、そもそも無茶だって思いませんか?
だから頑固な人は頑固を直すのでなく、頑固が許されたり必要とされたりする場所で生きる方が、世のため人のためになっていいんじゃないかな、と思うんですよ。
心配性も、もはや心配することがプログラミングされてるようなもんですからね。むしろ心配しないようにする方がストレス溜まりませんか?
小さい子がいるお母さんと話すことがあるんですが、心配性、神経質なお母さんには「心配しないで・気楽に」て言わないようにしています。それ言ったら「そうよね、普通はそうだよね、私ったらいつもこうで…」て余計な自己嫌悪が発生してしまい、結果マイナスにしかならないからです。
頭ではわかっていても心がついていかないんですね。だから一緒に心配してクヨクヨしてあげる方が、理解されたと感じられるようで安定してもらえます。
主さん、様々な本を読む時も「100%自分が納得できる解決法」を探していませんでしたか�?
それだと永遠に解決法に出会うことはありません。本は著者の意見、つまり他人の意見です。嗜好も価値観も未来への展望も自分とピッタリ同じ人なんて存在しない。
つまりあなたとピッタリ合う本は存在しないのです。
だからね、まず納得しようとするの止めましょう。
とりあえず本に書いてあることを全部やってみてください。「怒らない自分の作り方」とか「反論する前に深呼吸すること」とか、何かいろいろ書いてあるでしょう?馬鹿馬鹿しいとか意味わからないとか自分らしくないと思っても全部やってみてください。
性に合った方法が見つかればそれでいいですが、おそらく、相当ストレス溜まるし窮屈な生活になるんじゃないでしょうか。
そうすれば自分は自分でしか生きられないって痛感して、じゃあ今の自分のままで生きるにはどうしたら、どこへ行ったらいいかってことをもっと前向きに考えられると思います。
先に書いたように、完璧主義で頑固で心配性な人が必要とされる場所で生きてみたらいいんじゃないかなと私は思いますよ。
単純に仕事の出来も信頼出来るし、嘘や適当さがないから人柄も信頼出来る。多少融通がきかない堅過ぎる所があっても、そこを誠実だと好印象を持つ人もいるでしょう。テキトーで広く浅くな私にとっては、組織に1人いたらいい人材だなあと思います。
あんまり自分を嫌いにならないでくださいね。人は、嫌いなものの為に努力は出来ません。
自分なりに生きていける道を見つけられたらいいですね。