名前のない小瓶
アインシュタインが
「常識とは十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう」
という言葉を残しています。
普通も常識も、コレが正しい!ってものは無いです。
ただ、多数派の意見が尊重される世の中なので、その多数派に合わせた意見の方が衝突も少ないし生きやすいよってだけです。
例えば浮気をする人と浮気をしない人が居ます。
浮気をする人は、一度きりの人生だから沢山の人と遊びたいし一生恋愛をしていたい!妻も子供もいるけど、家族と恋愛は別!という考えだとしても間違いではありませんし、
浮気をしない人が、浮気をするなんて信じられない!僕は妻と子供を一生大切にするんだ!と言っても間違いではありません。
ただ浮気をしない方が日本の一夫一妻制の考え方に沿っている為、周りからは良い事だと褒められて、浮気をする方は悪いと言われます。
その人にとって都合が良い事も含まれている気がします。
私だったらジュースを買いに行ったら皆の分も買ってくるのに、〇〇ちゃんは自分の分しか買ってこない!普通じゃないよ!や、相手が思い通りに動いてくれないから、相手を非常識、普通じゃないと貶めるような。
アルバイト先の□□さんはトイレに入った後に洗面台を拭かない!次に入る人が良い気分て使えるように洗面台もきれいにするべきなのに常識が無い!って言ったとしてもそれはその人が次の人の為に行動した事なので、周りからは良い事と褒められるかもしれません。しかしジュースもトイレも、周囲の人に褒められるかもしれませんが、やらなかったからと言って普通だとか常識だとかで批判されるいわれはありません。
なので主さんが言うように、考え方や常識は十人十色です。常識も普通も、本人が都合の良いように解釈するものです。
大多数の意見を知っておくと言動や行動の選択肢にはなるだろうが、それが絶対でも正解でもないし、大多数の意見を知った上で自分がどうするか、と言う事だと思いますよ。