ななしさん
落ち込む時は、自分とそっくりな誰かを思い浮かべてみるといいですよ。
「学業も仕事もスポーツも病弱でうまくやれず、人間関係も苦手で、人から指摘されても直せなくて、生きるのを罰ゲームみたいに感じる人」が目の前にいたら、あなたは何と言葉をかけてあげますか?
仮に「病気はあなたのせいじゃない。力一杯出来ないことがあっても仕方ないよ。気にしないで」と労ってあげるなら、自分自身にもそう言ってあげて。
「大丈夫だよ。うまくいかなかったなら、もう一度やってごらんよ。あなたなら出来るよ」と背中を押してあげるなら、自分の背中も押してあげて。
「何泣いてんの!出来ないこと考えるより、出来ることをちゃんとやりなさい!シャキッとしなさい!」などと叱咤激励してあげるなら、自分のこともそう励ましてあげてください。
自分を責めれば責めるほど、お先真っ暗にしか見えないものです。
自分が何て言われたいのか、それは自分自身にしかわからない。他人が元気をくれるのを待つなんてことはせずに、一番欲しい言葉は自分で自分に言ってあげて、さっさと自分1人で立ち直ってしまいましょう。それが「自分のご機嫌は自分でとる」ってことです。
立ち直るのに誰かの助けを必須としない人は、生きるのがとても自由になります。