4月6日。
付き合って8ヶ月だね。
4月7日。
出会ってからもう3年だね。
あのころはこうなるなんて考えられなかったよ。
三年前の自分に教えてあげたい。
ビビリなくせに目立ちたがりで、大勢の人にちやほやされたくて、薄っぺらい価値観しか持ってなかった、毎日が不安で仕方なかったあの頃の私に。
斜め前の席の人はとっても優しくて一生懸命で大きな夢を持ってる人だから、その人をちゃんと見習って学校行きなさい、そしたらいいこと待ってるからって。
私が転校したから、それがきっかけで付き合えたのかもしれないけど…だけど本当は一緒に卒業したかったから。
あなたと付き合えたことと引き換えに転校したんだと思うようにしてる。
そうでもしないと、まだちょっと転校した事実を受け入れられないんだ。
それに、あなたと一緒にいられることの方が大事なの。何よりも、あなたと一緒がいい。
前まで、彼氏ほしいなあなんて漠然と思ってたよね。
キラキラした高校生活に憧れてて…ただそれだけの理由だったよね。
本当の恋愛らしい恋愛はしてきたことがなかった。常に一方通行で、私の気持ちも愛なんてなかったのかもしれない。
自己顕示欲と承認欲求の塊だった。
だから歪んでた。
歪んだ片思いをしてた。
そんなの叶うわけなくて、
どの人も私のことなんて興味なくて、
私は私で、他の人に片思いしててもあなたが思い浮かんで、頭の片隅にはいつもあなたがいて…
ああ私好きなんだ、って気づくの、すごく遅かった。
でも本当に本当に好きな人、あなたが大好きだから、気づけてよかったよ。
今はすごく幸せ。
本当に好きとか、愛してるとか、こういうことを言うんじゃないかって。
幸せになってほしいし、私が幸せにしたい。
幸せにするって言ってくれてうれしかった。
だから私も、あなたを幸せにしたい。
一緒に幸せになりたい。
あなたは私をちゃんと見てくれるから、好きでいてくれるから、理解してくれるから、私はもう他の人からどう思われても気にならないし、ちやほやされたいとも思わないし、自分で自分を卑下する必要もないし、私はこれでいいんだ、こうやって生きていていいんだって思える。
向上心を忘れずに生きていきたい。
あなたがそうやって生きているから。
見習いたい。
私は私のペースを守りつつ、頑張って生きるよ。
あなたも夢に向かって頑張ってね。
応援してる。
出会って3年目の日に一緒にいられて幸せです。
来年も再来年も二人とも健康で幸せで仲良くいられるといいね。
あなたが大好きです。
他の誰よりも好きです。
あなたがいてくれるだけで幸せです。
大好きです。
これからもよろしくね。