名前のない小瓶
私も小瓶主様と同じような症状に苦しんだことがある者です。仕事をできなくなったときはお先真っ暗に感じました。
治療を始めてから10年ほどになりますが、性格や価値観がずいぶん変わりました。病気になる前と違って人生を義務的にこなすのではなく楽しむようになりましたし、今では傍から見て病気に見えません。仮に病気にならず、あの頃の価値観のまま生きていたらつまらない人生になっていたと思います。それに人の痛みを今ほど理解できていなかったでしょう。
光が影を作るのと同じように影から光を探すことができます。巨大な影は巨大な光を教えてくれました。
体の病気もそうですが、病気になるということはバランスが崩れているところがあるのだと思います。心身がバランスを取り戻すように警告しているのではないでしょうか。風邪をひいて寝込んで治ったら、日頃の疲れも取れるのと同じだと思います。
まだ小瓶主様はお若いと思いますし、治療を受けて回復してから、恋も仕事も交友も趣味もできるはずです。まだまだこれからだと思います。特に病気にならなくても独身のアラサー、アラフォーは結構いるものです。普通と思える人生を生きている人はあまりいません。誰でもコンプレックスや悩みを抱えながら生きています。
まずは治療して元気になりましょう。先のことを考えるのはそれからでも遅くありません。小瓶主様が幸せになるよう祈っています。