千葉県 台風15号についての小瓶
私のところだけ無事で
高校時代の同級生のところはみな被災している
同級生のところは、家屋が倒壊し停電断水、食べ物もない
私はいつも通りの生活を送れている
心苦しい
何もなく私は助かったのだから、恵まれている状況におごらず、前を向いて自分のやるべきことをやればいいのに、自分だけ苦しいをせずに、こうして普段通りの生活を送っていいものか、さっぱりわからない
今までの災害以上にそう思ってしまう
千葉県の大部分は壊滅しています
このことを、ここにいる多くの方々に知っていただきたいです
交通網は復旧しつつありますが未だに混乱しています(9/13にjrは復旧するそうです)
道路は、信号が止まっていて倒木も多いです
支援受け入れの情報も少ないです
ならば、せめてここにいるみなさんに知っていただきたいのです
今私にできることは、普段通りの生活ができるのでいつも以上に頑張って生きることと、このように小瓶を流すことくらいです
今私が被災地に行くことはできません
電車がありませんし車を運転することもできません、まず道路がダメでしょう
私が今行っても足手まといになるだけです
よく知らないのに行くべきではありません
私は千葉県民ですが被災していません
台風の前、私は海外にいました
帰ってきた直後台風が来ました
私は成田で立ち往生もしていません、無事家に帰れました
私の気持ちは、今回の台風15号で被害を受けていないみなさんとの気持ちの方が近いと思います
同級生がTwitterに流す写真や映像、言葉を読み、無力感と悔しさを覚えます
同級生の顔を思い浮かべると耐えられません
これは激甚災害です
これから私はバイトに行きます
塾の子どもたちが心配です
私にできることは、今は目の前のことしかありません、授業を一生懸命やってきます
私の見ている景色が夢なのではないかとさえ思います
こんなに普段通りだなんて、向こうは大変なのに
それと同時に同級生のところが夢であってほしいと思います
実家に帰省した矢先被災した子、
一人暮らしをしていて実家と音信不通の子、
帰省する途中に実家が被災したと聞き、しばらく家に帰れず、帰ったときにはもう屋根がなくなっていた子
実家暮らしで、未だに停電断水が続いている子、
瓦礫撤去を、熱中症になるかもしれないのに一日中頑張ってやっている子
もちろん、被災していない子もいます
無事でよかったと心から思います
しかし心がつらいです
まだ大変な子がたくさんいます
やりきれません
どうか知っていただきたいです
今の私にできることはそれだけです
読んでいただけたら幸いです