俺、自分のこと好きじゃねぇ...ってか
むしろ嫌いなんだけど
その手の話を聞いちまった誰かが
「私は好きだよ」とか
「私はいいと思うけどな」とか
別に、それは構わねぇよ
世辞で言ってんのか本心なのかは知らんが
...まぁどうせ世辞だろうなぁ
それかその場しのぎで適当に言ってんだろ
ま、それはいいんだ
どうでも
そいつらはみんな
「あなたは嫌いかもしれないけど」という言葉を頭に付けることができる
だから、俺の考え方を否定したいわけじゃねぇってことがわかる
まぁ、好みの違いだろうなって
軽く受け流せるってもんだ
だがなぁ
「それは違う」とか「皮肉に捉え過ぎだよ」とか
いちいち言ってくるやつ
いや…
俺が俺を嫌ってるのは事実なんだが??
なぜお前が俺の発言を否定できる?
何を根拠にもの言ってんだ??
お前が世辞でもいいと言ったもんは
すべてにおいて好かれとかにゃならんもんなのか??
俺が俺を嫌ってて何が悪い
そこを
そこまでもお前らは否定してくるのか
どうやらみんな
俺を嘘つきにしたいらしい
俺は嘘が嫌いなんだがな
そう思いたいなら勝手にそう思えばいい
俺の知ったこっちゃない
だが理由もなしに否定されんのは
聞いてて気分が悪い
俺はただ嫌ってるだけだ
最小限の権利すら要らねぇと言った覚えはない
感性は人それぞれだ
好きなもんも嫌いなもんも
人によって違う
誰にも否定はできねぇ代物だ
そこを横でべちゃくさと
うるせぇんだよ
良いことを言ったといい気になってんだろうが
いい迷惑だ、帰ってくれ
俺は俺が嫌いだ
そしてそれを否定してくる人間も嫌いだ