自分に呆れている、人並みに出来ない、人より劣っている、自分は何てダメなんだ、もう無理だ。
毎日毎日、思い知る。
毎日毎日、絶望する。
私と同じように感じている人、いますか?
もう、生きられない。
生きていてはいけないと感じる。
すごく苦しい。
何とかしたくて足掻いていた時に、「自分のペースで大丈夫」「今の自分を認める」という言葉をよく目にした。
正直、そんな訳ないじゃないか。こんな自分を認められるわけないじゃないか。自分のペースじゃ、遅いんだよ。
と、思っていた。
だって、その通りだったし、自分がダメだから上手く行かないんだし。って。
でも、今、私はその言葉を大切にしている。
けしてまだ、ダメな人間から脱出できたわけでもなく、人並みの人間でもない。
自分もあまり認められてないかもしれない。
でも、だからこそ、この言葉を自分の合い言葉にしてから、どん底の精神状態まで真っ逆さま、という事が減少した。
キッカケは、仕方ないか。と、思ったこと。
自分を責めて責めて責めまくっても、何もならなかった。
むしろ、余計に落ち込んだり、絶望したり、精神状態が悪化しただけ。
何のメリットにもなっていないと、ふと気がついたのだ。
じゃあ、どうすればいいの?と頭を抱えた時に、あの言葉を思い出した。
自分のペースでいい。
自分のペースで進めばいい。
妙に納得した。
今の自分を認められないから、前に進めず苦しいんだ。
ダメな人間じゃいけないとしても、今自分がダメなんだから仕方ない。
そう認めたら、自然と自分のペースで大丈夫と自分に言えるようになった。
だって、焦ってもすぐ人並みになれるわけでもなかったし、周りに追いつこうと必死になって、結果、心を病んでしまった訳だし。
だったら、自分のペースでいくしかないよな。って。
それを、自分に許したら、凄く心強くなった。
周りがどんなに優れてても、私がどんなに鈍くさくても、やらかしちゃっても、「どんまい!」って、自分を励ませるようになった。
これって、今までには無かった事だ。
落ちるのではなく、励ませるようになると、次にすすみやすくなる。
自然と前向きな方向に持っていける。
どん底まで落ちたからこそ、この言葉の本当の大切さを知ることができたのだと思う。
きっとこれからも、周りに迷惑かけちゃだめだと焦ることがあるだろう。
でも、落ち込んで後退するのではなく、励まして前進しようと思う。
失敗しても、「大丈夫、焦らず頑張ろう」って。
いつでも一緒にいて、いつでも自分を理解してくれる心強い相棒に、自分自身がなれるのだ。
自分の記録のようなものになってしまいましたが、どなたかの心が楽になるヒントになれば嬉しく思います。
拾って読んで下さって、ありがとうございます。