「生きたい」とも...
「生きたくない」とも思えなかった...
中途半端な状態、
それが「ここ」に来る前の自分。
目にするもの全てが褪せて見えて、
変わり映えの無い日常に苛立ち、
夜疲れて身体を横たえながら
変わり映えの無い朝が来る事を
怖がってばかり...
時は進んでるのに、
自分だけ時が止まってしまっているような...前に進んでる筈なのに全然進んでないような...生きてる実感を感じられない毎日。
「ここ」を知って、自ら小瓶を流して
また流れてくる小瓶や貰ったお返事を
読むようになって7ヶ月経ったある日、
ふっと、「自分は生かされてるんだ」
って思った。
変わり映えの無い日常だけど
やらなきゃならない事、
こなさなきゃならない仕事は、
次々と向こうからやって来る。
頭と身体を使って片付けて、
やれやれ...と片付けたら
また向こうからやってきて...の繰り返し。
そうやって毎日が過ぎて行く。
仕事でたまにミスれば「大丈夫だよ」って誰かが
声をかけてくれて相手に「ありがとう」ってお礼を言って、「これ教えて」って誰かに聞かれりゃ答えてあげて「ありがとう」ってお礼を言われて...そうやって毎日過ごしながら、実は「生かされてるんだ」って気がついた。
そうしたら、ふっと肩の力が抜けたんだな。
「生きる目的ってなんだろう?」
「どうすれば生きる気力が出るんだろう?」
なんていつも考えてたんだけど、
気がついた事で...「どうでもいいや、らく〜に行こう。つまんね〜毎日だけど、そのうちなんかいい事あるだろう。」って少し前向きになれたし...「生かされてる命」なんだからもう少し大事に使わなくちゃなぁ〜なんてさ。これからは、その時々の自分の身の丈に合ったペースでやれれば、それでいいんだよな...。
...なんてな。