家族構成
私:57才
妻:53才
長男:24才
長女:20才(以後、長女と呼称します)
次男:18才
長女の小6進級目前頃から、義父が突然「長女は将来の見込みがある」「塾および進学後の費用は全面的に出す」「中高一貫校に進学させよう」と言い出した。
普通に、地元の公立中学へ進学 → 公立高校受験させるつもりだった私は、仰天した。
とある会社を重役で退職した義父は、良くも悪くも「自分の考えに固執する」タイプ。反論は許されない。自己の意見には、最終的に同意させられる。
長女を中高一貫校に進学させるプランを蕩々と聞かされ、「ああ、これはだめだ」「断っても激怒されるだけだ」と諦め、承諾した。
小6進級後は、進学塾での毎日の勉強。平日土日に関係なく、送迎を繰り返した。
最終的に長女はとある中高一貫校に合格、当然本人の努力が報われた。だが、進学した中高一貫校が最悪だった。
いわゆる金持ち生徒が通う学校で、自家用車はベンツというご家族多数。一般公務員の我が家は、下流貧民でしかなかった。
だが、義父が学費を全面的に支払ったおかげで、辛うじて6年間通うことができた。金銭面では、義父の援助があったおかげで通えた。
しかし、その学校には、人権擁護を目指すはずの弁護士を父親に持つ毒娘が居て、我が家をGoogle Mapで特定し、長女を「庶民じゃねぇ~?」と上から目線で見下すお嬢様がのさばる学校だった。
そんな学校に失望した、あるいは絶望した長女は性格を変貌させた。
(次に続く)