人間は本能的に子孫を残し、幸せになろうとする。
だけど何故?
いつか死ぬことに変わりはない。
いつか生物が消える時代が来るかもしれない。
この世界が消えるかもしれない。
なのにどうしてそこまで必死になって一生掛けて幸せになろうとするのだろう。
本当に物事には存在意義があるのだろうか。
でも、生物が生まれるなんて奇跡は都合が良すぎるように感じる。
客観的な視点から人生論を語る僕は嘘をついている。
本当はこんなこと考えても意味がなくて、自分の本能に従って幸せになって、生きたい。
でも自分のような大量の人間がいる中で、自分という一人を客観的に眺めると、当たり前のように死んだほうがいいと思う。
このようにたまに宛メで手紙を書き、人に同情を求め、自己正義化して、現実逃避して、人生論を語る。
「鬱」って事で、特別扱いされたいだけなのかもしれない。
現状はまだ死ねない。
客観的な視点からの感情が50%以上にならないと死ねない。
でも、もし客観的な視点で自分を語っているものすべてが同情を得るためだけのものだと知ったら。
自分の本物の感情など無視して死ねるかもしれない。
みんなも僕が死ねるように言ってください。
「あなたなんかは早く死んだほうがいいですよ」って。