「オマエはこの先どう生きるんだ?」
そうだよ、オマエは試されてるんだよ。
そうだよ、そうやって生かされてるんだよ。
だからさ、無駄に生きちゃいけないんだよ。
朧げながら見えて来た。
燻って消えかけた炎が少しずつ、
大きくなろうとしている。
このまま消してたまるもんか。
いろんな重荷に耐えかねて、
今にも膝を着きそうたよ。
身体が軋んで動けなくなりそうだよ。
でも、身体ん中、何かがざわめき始めた。
これまでもさ、
転んで、泥にまみれて、また立ち上がって、
そんな事の繰り返し、マジつれーよな。
でもね、まだまだ、まだまだ、
諦めるのは早い、諦めきれない。