まずは、この瓶をひらいていただきありがとうございます。内容はかなり暗いのでお気をつけください。あと別にアドバイスは求めてないです。
私は現在高校三年生です。あと受験まで4ヶ月程あります。偏差値の高い高校に通っているのですが、周りはみんなピリピリしながら勉強ばかりしていて、さらにほぼ全員国公立志望なのでレベルの高い話ばかりしています。
私は両親の熱心な教育(高得点を取るように強いられる教育)によりこの高校に入りました。それまで自分はとても賢いんだ、と思い込んでいた私は入学初日のテストで心を削られます。前期を終える頃には心もポッキリと折れ、現実逃避に遊びまくり(内容はゲームしたりとか部活に没頭したりとか友人と出かけたりとかです)、すっかり落ちこぼれになっていました。
鬱病になった経緯は対人関係にあると思うのですが(長いので要約すると親友だと思っていた子に裏切られました)、ここまで鬱になってしまったきっかけは受験だと思います。私は運動が上手にできません。美術も音楽も下手くそです。今まで私の唯一の取り柄だったのは勉強ができることでした。しかし、一年生でそんな取り柄は消え去り、二年生も(受験勉強しなくちゃ)と思いながらも結局全く成績は伸びず、むしろ落ち込む一方でした。
三年生になって心機一転頑張っていたのですが、塾の先生からは「そんなんじゃ全然ダメ。今の勉強時間プラス5時間は最低でもしろ」、母親からは「情けない、もっと頑張って」、父親からは「国公立か医学部目指せよ」と声をかけられ、(自分は全くすごくなんてないんだ、なんてダメな人間なんだ、一年生、二年生と遊びまくったんだから三年生はもっともっと勉強しなくちゃいけないんだ)とより一層感じました。
そう思いつつも必死で頑張っていたのですが、ある日急に糸が切れたように学校へ行けなくなってしまいました。行けなくなった時も別に居心地がいいわけじゃありませんでした。家にいても父親に7時には怒鳴りながらたたきおこされ、母親は何故か夜な夜な泣いていて(私の方が泣きたかった)。
うるさいな、と思いました。もう全部どうでもいいや。なるようになれ。私はそれまで勉強してたのが嘘のようにゲームに没頭して現実逃避するようになりました。一年生の頃に母に心療内科か精神科に連れて行って欲しいと一度頼んだことがあったものの、「あんたはそんなところ行かなくていい、気のせいだ」と言われていたので言うのをためらっていたのですが、行きたい旨を伝えると母は渋々連れて行ってくれました。両親は私が鬱病ではないと思いたいのか否定ばかりしていて、お医者さんに病名診断して欲しい、と伝えてみると「鬱病だと思います」と答えられました。その時に何故か胸がすっとしたのを覚えています。ただの甘えじゃなくて、「情けない」やつじゃなくて、意気地無しじゃなくて、ちゃんと病気なんだ、とわかったからでしょうか。
ともかくそれから夏休みに入るまでずっと、午前のみ授業に出たり、週一で学校を休んだりして、家ではずっとゲームかTwitterに入り浸りながらやり過ごしました。
そして迎えた夏休み。この夏はとにかく自分のメンタルケアをしたいと思って過ごしていました。時々友人づてに聞く毎日10時間以上勉強してる人の話でメンタルを崩したり、母に「そろそろちゃんと勉強して」と疲れたように言われたり(私だってやりたいのですが集中力がもたない上に勉強した日は疲れ果ててその後何も出来なくなるのです)しながらも夏休みを終えました。
そして今。メンタルが少しは回復したので夏休みあけのこの1週間と少し、毎日休まず1日ずっと学校で授業を受けました。"普通"の事なんだろうけど、私にとっては大きな進歩。そう思っています。テストは勿論勉強不足で解けなかったけどいつか解けるようになってやる、と意気込んで、自主勉強の内容を少しずつ考えたりして。
しかし、何がきっかけだったのでしょう、またメンタルがひどく落ち込んでしまいました。思い当たる節は沢山あります。どれだけ頑張っていても「次はあれやって、その次はあれやって」と追い打ちをかけてくる母親、「テストの点数悪すぎるからもっと勉強しろ」と冷たく伝えてくる教師、私にだけプリントを渡してくれない教師、学校では一緒にいるのに下校時には私と帰ってくれない友達(?)、やってもやってもまた追加される課題、私より不登校の人を気にかけて私は放ったらかしにする教師陣。
自分はなんのために必死で勉強しないといけないんだろう。そもそもこの場に私がいる必要性はあるのだろうか。両親が求めているのは「勉強のできる頭のいい子」なんだろうな。私に寄ってくる友人が求めるのは「ノリが良くて気さくな面白い子(自分よりアホ)」なんだろうな。教師が求めるのは「少しキツく言ったくらいで崩れないメンタルを持ってていい大学へ入ってくれる優等生」なんだろうな。おかしいな、私とは真反対じゃないか。
毎日そんなことを考えます。もう何度も死にたいと思いました。かと言って死ぬ勇気はありません。そんな強い勇気があればとっくに死んでいるし鬱病にもなってませんから。
ドロドロと暗い気持ちが募りに募って、今日は帰宅したらすぐに号泣、泣き疲れて涙も枯れた頃にご飯を食べて落ち着きましたが、風呂に入ってからさっきまでずっと泣き続けていました。いえ、別に泣いたからどうとかではないのです。今までにも何度も泣いていますし。前泣いた時と決定的に違うことといえば受験が近づいていること。両親は国公立には行かなくてもいいから現役合格だけはしろ、と圧をかけてくるので現役合格したいです。でもどれだけ勉強してもアキレスと亀、周りとの差は縮まらないし、すればするほど惨めになるし。もう鬱病が治ったんだと勘違いされて無理なことを押し付けられるし。勉強はしないといけない。頭ではわかってるし現役合格して欲しい気持ちに納得もしています。それなのに今こうしてスマホを触っている現状。もはや何から手をつければいいのかわからない頭の悪さ。教師に相談に言っても適当にあしらわれました。塾はもう長らく行ってません。どうしたらいいのかわからない不安だけがでかくなっていって、精神統一に愚痴を書き出したって現状は何一つ変わらない。
受からないんだろうな、と思います。いや、受かりたいですけど、なんだかもう、メンタル面で既に負けてる。というかそこまでしてその大学に行きたい理由なんてとっくに無いです。消去法、親に勧められたから、まぁなんとなく。でも大学って楽しいんだろうな、と思うのです。大学生というステータスだけ欲しい。つかの間の人生の休息期間が欲しい。いや、本当に私が夢見るような大学生活じゃないんだろうけど、なりたい、大学生に。
結局お前は何が言いたいんだと聞かれると、そうだな、受験で鬱病になって超超つらくなってる人がいたら、心中はしてあげられないけど、肩組んで抱きしめあって泣きじゃくろうな。一人じゃねぇよってことが言いたいのかな。いや、普通に愚痴を吐き出したかっただけかもしれない。なんかもう、まとまらない話ですみません。自由に解釈してください。
書いてて気持ちがスッキリしました(また定期的に落ち込むとは思いますが)。私はこっからやってやろうと思います。少しずつ、着実にできることを増やそうと思います。明確な理由がなくても大学を目指しちゃいけないなんてことは無いだろうし、自分に負けるのは悔しいです。受かっても受からなくても、あん時はつらかったな、って笑い話にできるようになればいいな。
ここまで読んでくださった方へ。長々とお付き合いいただき、また、自分の駄文を読むことに時間をさいていただきありがとうございました。お互い素敵な人生を切り開いていけたらいいですね。
名前のない小瓶
123344通目の宛名のないメール
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1060
お返事が届いています
ななしさん
こんにちは。私も受験生です。あなたとほとんど似ている状況で同じ人いないかなって同情が欲しくて宛メを見ていたのでなんか言葉では言い表せないのですが、嬉しいなと、最後の頑張っていくという言葉がすごく輝いて見えました。自分も一応学区では一番偏差値が高いところに通学しているので周りも当然頭が良くてみんな国公立・早慶MARCH目指してる、その一方で私は高1の頃の最初のテストから成績落ちていくばかりで現実逃避落ちこぼれで劣等感にずっとかられて死にたいとたくさん思ってきました。病院は行かずに放っておいたので本当にダメ人間ができあがりましたが笑。期待する親や親戚、塾の先生に応えられない、すぐ周りと比べて虚栄心だけは立派な自分と闘いながら2次試験に突っ込んでいこうとしてます。やる気が全然でなくて夜ふかしもたくさんしちゃってて受かる気しないけどあなたの投稿見て、自分なりに精一杯頑張ろうって、笑い話にできるようにしたいって思いました。文章下手ですみません。
一緒に頑張りましょう!
ななしさん
私よりはるかに高い偏差値ですね。
私はFランに分類される偏差値45とかの大学を卒業しました。
少し異なる点は私は文系なのに理系(形だけは理系というレベルですが・・・)の学校に入学したことですね。
偏差値に差があり過ぎるから参考になるかわからないですけど、受験生当時の私は動画で勉強する塾に行ってました、文系から理系に行くので数学意味不明ということで塾では数学を勉強してました。
適当に動画見て、絶対受けなきゃいけないけど受けるタイミングは任意みたいな良く分からんテストを全スルーして、先生との毎日の面談もなあなあで終了させるという毎日を送っている状態でした。
そんな中での塾に行ったときにやっていたことは、近所のゲーセンのゾンビを撃つゲームをやることでした。
最終的にそのゲームセンターで最高得点をたたき出すまで練習してました。
また私が学生の頃はPS3が最先端のゲーム機で、PS3が起動しなくなり修理方法を調べていたところ、「ヒートガン」という超高出力ドライヤーみたいなものがあれば直せるということで塾を抜け出して電気店や工具屋を見てました。
こんな状態で受験当日を迎えました、受験内容は数学と倫理と現代文の点数を足して合格点であればOKというような感じだったと思います。
結果は数学と倫理は壊滅してるが、現代文がほぼ満点でギリ合格でした。
結局塾での内容は全く役に立たず、勉強時間0秒の現代文に命を救ってもらう形になりました。
Fランってやっぱりこんなヤベェ奴しかいないなら、絶対にちゃんとした大学合格するという勉強意欲になれば幸いです。
しかし、本当に言いたいのは大学なんて別に行きたくないけど親がうるさいから仕方なく行くのであれば、Fラン大学ならこんなにふざけてても合格できますから、あんまり気分を重くしなくても大丈夫ですってことです。
Fラン大学と言っても、偏差値40代なら生徒も割と普通です。
正直Fランにしか入れなかった後悔より、大学生の間に自分でお金稼いでみたり、もっと自分のために色々やってればよかったなぁという後悔の方が断然デカいです。
とりあえずは合格、大事なのはその4年間をどれだけ自分のやりたいことに突っ込めるかという事だと思います。
ななしさん
わかります、わかります。今の私の気持ち・状態全てを上手に言語化してくれたような文章で、自分の考え方への理解を深めることができました。
あなたの小瓶を拾えて良かったです。うつ病ほんとに辛いですけど頑張って前に進もうとしているあなたは本当にすごいです。尊敬します。
ななしさん
一緒にがんはろう
名前のない小瓶
私も今受験中で主様ほどではありませんがキツい状況にいます。
私も自分自身鬱になりかけていると思うのですが、誰にも相談できずにだらだら病んでいってます。だから親に怒られる覚悟で相談して、精神病院にいった主様はすごいです。文面からも賢さがすごく伝わってきます。今まで本当に大変でしたね、もうあとはなるようになった結果で楽しく生きましょう。
名前のない小瓶
小瓶主さんの長文を読んでいて、本当に本当に、震えました、、、、
現在大学1年生です。ついこの間、高校を卒業しました。
私も進学校に通ってました。学校の先生は、面談で難関国公立大しか勧めてこないし、親は自分がやりたいことをずっとずっと認めてくれなかった。自分を数値という物差しだけで測られるのが、本当に息苦しかった。ずっとずっと否定されて、反対され続けてきた。
そして私も、高校二年生の時にうつ病になりました。その診断がされたときは、本当に嬉しかった。あ、私普通じゃないんだ。泣いてもいいし、学校に無理していかなくてもいいし、休んでいいんだ。そう思うと少し気持ちが楽になった。
でも、この心の中のもやもやを身近にいる誰かに理解してもらえることはなかった。本当につらかった。自分の存在意義がずっとずっとわからなかった。
でも今こうやって、なんとか高校を卒業することができた。どんな動機でもいい、自分の内なる声にしたがって進むことが大切だと思います。大学生になりたければ、大学生を目指せばいい。何事も、実現すること、その過程で努力することは本当に本当に難しい。それでも、その日を生きて何か些細な事でも出来たら、本当に本当にすごいこと。
生きていること自体が、本当に尊くて美しい。こうやって長文をきれいにまとめてかけること自体、本当にすごいね。そして、自分の気持ちを伝えられて、本当に偉いね。生きててくれて、本当にありがとう。
どうかどうか少しでも、気持ちが晴れますように。小瓶主さんの幸せを心から願っております。
名前のない小瓶
立ち止まっても、歩みを止めない小瓶主様はとってもかっこいいです。
私自身、様々な不安で毎日のように泣いています。
安心できる場所がない状態で、戦うあなたに私も勇気づけられました。
どうか小瓶主様のこの先が、少しでも笑顔のある日々でありますように。
お互い生きていましょう。
キングテレサ
小瓶主様は本当にメンタルが強いですね!苦しいながらもちゃんと自分の力で大きな進歩を遂げたのですから、本当に偉いと思いますよ、これからも頑張って下さいね、応援していますよ。
ななしさん
進学校か、偉いね。頑張って勉強したね
すごいね。
入るだけですごい。
偏差値高い高校なんかそうそう行けないんだよ、
頑張らないとね。
大学生になりたかったら、なるだけ。
合格はやってみなければ分からないし、
自分にできる範囲でね。
進学校出てるだけで儲けものなの
大丈夫だよ。安心していいよ
なんかあったときの保険はもう既に手に入ってるんだよ。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。