疲労から体調を崩した。
お金も大切だけど、限界まで体をいじめてもいいことないと、一日だけ仕事を休んだ。
これまでで、すでに何回か体を傷めて1週間とか2週間とか、
まとめて休まなくてはならなかったことが何回かある。
元気であれば、別の日に挽回できる。だから今は一日だけ休もう。
ちゃんとシフト表見て、あ、今日は週末バイトちゃんたちが来る日だから
一人くらい抜けても大丈夫そう・・だなんて確認してから会社に休む電話を入れる私って健気だ。
予定外の休日、大好きなコーヒーのみながらのんびり日向ぼっこしたり、散歩に行ったりして、
気持ちをゆったりさせて頭を空っぽにさせて、
薬でどうにか抑えている疼くような痛みと
こびりついたような疲れはまだ残っているけど
まぁ、これなら大丈夫か・・・と翌日は通常通りに仕事へ。
現場担当社員が私の顔を見るなり「わーっ! 来てくれたー! ありがとうー!
よしっ!○○が来てくれたから100人リキだぁー!」と言ってくれて、
すごく嬉しかった。
今でこそこんなだけれど、
最初の頃は本当に辛かった。
何年も働いているベテランパートのおばちゃんたちから大きな声でズケズケ注意を受けたり、
バカにしたように陰で笑われたり皮肉を言われたり、時には無視?までされたり、
どんな誤解が広まったやら、いまだに知らないけれど、
ある日突然、妙な空気が漂い、
みんながみんなすごく冷たくなって、
何か聞いても突き放されるような返事しか返ってこなかったり。
それでも生活のためにどうしても必要だったから、
「私は働いて生活の糧を得るためにここにいるんだ!」と
こぶしを握り締め、歯を食いしばって頑張った。
で、なぜだかわからないけれど、今はみんなが優しい。
いつの間にか、少しだけ頼りにされるようになった。
不思議なことだけれど、体を壊して長く休んだ後で出社するたびに、
周りの空気が柔らかく変わっていった。
そして物覚えの悪いわたしでも、さすがに仕事を覚えたから、
いちいち周りに聞かなくて良くなり、できる仕事も増えたので、
それだけでもストレスが半減。
落ち着いて周りを眺めれば、ミスなんてみんな大なり小なりやってる。
仕方がないミスはいくらでもある。
そして挽回できないミスはない。
他の人のミスをたくさん見てきて、なーんだ、あんなに小さく萎縮することなかったな、と
今では少しだけ開き直る大切さも覚えた。
そういうことがわかってくると、なんだかのびのびした気持ちで仕事ができるようになった。
そして最近、システムが大きく変わり、みんながみんな同じスタートラインに立つことになった。
ベテランも何も関係ない。むしろ同じやり方に慣れきった人ほど、
抵抗があるようで。
だから、なおのこと、気分が楽になった。
これまで同じ環境に長くとどまることは、私にとっては苦痛でしかなく、
割と早い段階でドロップアウトしてきたけれど、
今の仕事は気がつけば数年続いてる。
まるでトンネルを抜けるようにいろんなことが少しずつ楽になり、
周りとの関係も安定して冗談を言い合ったり笑うことも増え、
ああ、続けることにはそれなりに意味があるんだな、とつくづく思った。
でも、あまりにハードな仕事。
体の回復が追いつかない。
もう少し、もう少しだけ頑張って生活が安定したら、
また新しい仕事に進もう。
ずっと自分はダメな人間だと思って、働くことができなかった。
本当に長いあいだ・・・・。
私みたいな人間、どこも雇ってくれないと思ってた。
でも、どうにかなってきた。
飛び込んでみることは大事なのかもしれないな。
少しだけ、今の職場で自信をもらえた気がする。
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ななしさん
飛び込み台の手前で震えている者です。
上手く言えないけど、あなたの小瓶を読めて良かったです。
あなたと似ているのかもしれません。
まだ、私は飛び込む前ですけど、飛び込んでしばらくは苦しいと思います。そこに耐えられるかも心配していました。
でも、仕事をしていた時、ここに書いてくださったような変化を私も感じていたことを、読みながら思い出しました。
必ずしもそうなるかは分からないけれど、私にとって忘れていた希望や勇気を感じられるものでした。
あなたに尊敬と感謝を込めて。
ありがとうございます。
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