ラベルに書いた通りです。
演劇の本番。
この小瓶が流れる頃には終わってるかな。
元から褒められることが好きだった。
でも人が怖くなって、
あまり自然体で人と接し合えなくなった。
でも、それが改善できるかなって。
だから始めた。
その演劇の企画は一年を通して劇を創り上げる。
4月ごろにオーディション、
それから発生練習や殺陣の練習をして、
11月ごろに本番。
でも、今年は例年よりもオーディションが遅くて。
まぁ、あの某新型ウイルスの所為だから。
だから練習時間が短かった。
でも、でもね、凄く良い劇になったと思う。
嬉しい。
未だに人は怖いよ。
でもね、笑顔で客席を向けるようになったよ。
習い事の先生も、友達も、
おばあちゃんとおじいちゃんも来てくれるんだ。
だから精一杯笑顔で歌うの。踊るの。
褒めてもらいたいから。
僕の役はね、
初めは主人公の敵の手下だけど、
途中で寝返って敵のボスとその仲間を助けてほしいってお願いするの。
戦うシーンもあるの。
だから殺陣をたくさん練習した。
他にはね、始まる前に注意事項を言うの。
無許可での撮影は固くお断りしますとか、
劇場内での飲食、喫煙はおやめくださいとか。
お友達と言うんだ。
こんな僕と仲良くなってくれた子達。
頑張る。
セリフ間違えないように、
ダンスの振り間違えないように、
笑顔を忘れずに、
何か間違えてもフォローし合う、
物を落としても気にしない、
アドリブはじゃんじゃん入れる。
まだ沢山あるけど、
ここはこうやってねー、みたいなの。
演出の先生に言われてるやつ。
気をつけてやってきます。
×××××××××××
短編書いた。
×
「おいてかないでね」
そう貴方が言ったのは、いつだっけ。
結局置いて行ったのは貴方でしょう?
僕に大量の未練と伝えられなかった言葉を置いて、
先に行ってしまった。
他にもなにか言ってたっけ。
思い出せないや。
「、っなんで、なんで置いて行ったんですか、っ、」
痛い。痛いなぁ。
体のあちこちが痛いの。
泣き腫らした目も、体の節々も、
血液が乾いたカピカピの腕も。足も。
ベッドと机と椅子しかない質素な僕の部屋。
机に置かれた貴方の写真に手を伸ばすけど。
なんだか虚しくなってやっぱり引っ込めた。
血は繋がってないけど、
特に接点があるわけでも無い。けど。
僕に家族みたいに接してくれて、
いつも隣に居てくれた。そっと、頭を撫でてくれた。
貴方が居たから死のうとできたんだよ。
独りだと、貴方が居ないと、僕は死ねないの。
じゃあ貴方が居ない今、
僕はどうすればいいんですか。
貴方の代わりなんて誰一人としていないのに。
僕には、
僕には貴方だけしかいないのに。
窓も閉じられた僕の部屋に、
ひとつ、風が吹いて濡れた頬を撫でた。
×
どうだ。
これが今の僕の本気。
感想ください。ごめんなさい。
…ちょっと明日に備えて寝ときます。
明日、嬉しい報告が書けますように。
精一杯、頑張ってきます。
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演劇頑張れ!
このお返事が届いている頃には終わってるかな?そしたら、小瓶書いてほしいなぁ。
てか同い年だよね?演劇やってんのすごっ!
ホタルが書いた短編僕、好きだな。
なんかすごいそんなことが起きることを恐れてるからなんかそういうことがあったわけじゃないけど共感できる。(ご、語彙力が…僕は語彙力においてかれました。)
とにかく演劇頑張れ!
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