生育環境が酷くて、深い関係になると精神的におかしくなるから敢えて人と深い関係にならないようにしている。
自分が苦しい思いをしたくないというのもあるし、自分のせいで人を苦しめるのもまっぴらごめんだからだ。
人と深く関わってない時は、飄々としているとかよく言われる。自分との対話や、本についての話題をよくツイッターに書くので、頭が良いと誤解して、私に知性的な会話を持ってくる人もいる。でもそういう読書習慣や自分との対話も、病んで酷くなってしまう自分を救おうとした結果だ。つまり病んでバカになってしまうことの証左だし、頭が良い証拠とするのは早計だ。しかも殆どその努力によって良くなっていない。
そんな普段の姿を見て私を信用した人が、友人や恋人になろうと深い関係に誘ってくる。でもそれは私の酷くなった姿を全く知らないからだ。酷くなった私には知性の欠けらも無い。ある一定以上近付かれると私は相手に依存し、離れて行くなと平気で脅すようになる。世間で言う迷惑メンヘラそのものになる。こうなると相手は私と関わったことに後悔しかない。
カウンセラーや医者も、かかるとほぼ間違いなく人間関係を勧めてくる。私がちゃんとした人間関係を絶っていると知ると、ずーっとその話題しか振って来なくなる。
メンヘラを忌み嫌う世間と、世間を知らないカウンセラーの間で板挟みになる。
周りに誰もいなければそんなに精神状態も酷くならない。
「メンヘラだけはやめとけ」とこれだけ言われている社会で、私のような人間が深い人間関係を求めるのは無謀だ。
いくら私の普段の印象が良くても、こちらの生育環境が悪いとわかると大抵の人は警戒して逃げ出すだろう。
逃げ出された後に他の新しい相手と関係を作っても、また同じことの繰り返しになる。
まだ深い関係になっていなくても、逃げ出されてしまったという悲しみに苦しめられることになる。
「例外なくとにかくおかしい家庭の人だけはダメ」という認識が強い世の中に私を放り込もうとするのは、苦しめようとしているのと同じだ。
人と深く関わらない、それを個性として受け入れてくれる人としか、治療契約を結びたくない。でも出会えない。
ななしさん
(小瓶主)
お返事ありがとうございます。ずっと書けなくて、すみません。
個として見てくれる人は物凄く貴重に思えて、見つけると執着してしまい、迷惑をかけ、苦しめて、逃げられたり、恨まれたりした事が何度もありました。
衣食足りて礼節を知るという言葉の通り、尊重されることに飢えて生きてきたせいで相手のことを考えながら対等に関わることがどうしても出来ません。それで尚更「やっぱり家庭がおかしい人はダメだ」と思われてしまうそれの繰り返しです。
その辺の事が健全な環境で育って生きてきた医者やカウンセラーにはどうしても分からず、社会という地獄のような空間に私を戻そうとします。
戻らない方が私も私と関わってしまう人もみんな幸せなのに、人間社会に戻る方が幸せという思い込みがあるようです。
もうずっと渡り歩いていますが、理解出来る治療者に出会えればいいなと思います。
ありがとうございます。
ななしさん
世の中では自分はメンヘラだとか、「メンヘラ」で一括りにしなくていいと思いますよ。
あなたには、あなたの人生があったでしょう。
つらい生育環境で育つしかなくて、その影響でいまだに苦しい気持ちがある… それは、あなた個人の生きづらさだと思うのです。世の中が「あの人はメンヘラだ」、「おかしな家庭」と言ったとしても、あなたの苦しさなんて、わかっちゃいない。だから、そんな言葉どうでもいいんです。
「子どもの頃、つらかったね」「それは傷つくよね」「ずっと寂しかったんだね」って、心からあなたに寄り添ってくれる治療者はいたでしょうか?
あなたに合った心理療法を探して、心を開いて話せる人に治療を受けたほうがよいと思います。