僕は社会人で30歳手前の20代男性です。
親友に昔の事と今の事、
2つの感謝の気持ちを伝えたくて、
小瓶を流そうと思いました。
出来るだけ短くしようと思ったのですが、
文章がとても長くなってしまいました。
それでも読んで頂けると嬉しいです。
僕には親友が居ます。とても大切な人です。
彼とは大学時代に出会いました。
僕は大学に入学したての頃、
少し悩んでいたことがありました。
それは今でも自分の悪いところだと思うのですが、人との距離感を掴むのが苦手だということです。
大学に入ってすぐ、
僕達のような田舎者に待ち受けるのは、
知り合いをどれだけつくれるかどうかです。
僕は他人との距離感の詰め方が下手です。
悪気はないのですが自分本位で行動してしまいます。相手を思いやれずグイグイ行ってしまったり、無意識のうちにしつこくしてしまったりなど、最初は友達づくりに苦戦していました。
それが原因で、
入学してすぐ加入したサークルで軽い感じではありましたが浮いてしまったのです。
彼も同じサークルでしたが、
同時に別のサークルにも加入しており、
僕が軽く浮いていることは知らない感じでした。
僕は自分が悪いとはいえ、
入学早々これからの大学生活に不安や焦りを感じていました。
ある日の大学からの帰り道、
近場のスーパーで夕飯の買い物をしたものの、
「これから皆とうまくやっていけるのかな…」など考えてしまいトボトボ歩いていたら、
目の前に彼の姿が見えました。
彼は僕に気がついて、
「あ、お疲れ様!もしかして○○(僕の名前です)もここのマンションに住んでるの?俺ここの○階に住んでるよ、○○(僕の名前です)は○階なんだな。
一緒のマンションで嬉しいわ、よろしく!」
とニッコリ笑って声をかけてくれました。
そこから、お互い田舎育ちで初めての一人暮らしという似た境遇ということもあり、仲良くなるのに時間はかかりませんでした。
はたから見ればなんてことない言葉に聞こえるかもしれませんが、僕にとっては彼のこの言葉に救われました。
悩んでいた僕の不安の気持ちも、「あ、もしかしたら大丈夫かもしれない」と思える魔法の言葉でした。
10年経った今、彼にその事をいうと「俺そんな事言ったっけ?」とはぐらかされてしまうのですが、僕はあの時の彼の言葉に救われました。
感謝しきれないぐらいの元気を貰いました。
これが昔の感謝したいことです。
そして僕達は無事に大学を卒業し社会人になったのですが、お互いの勤め先が全く別方向で会うことが難しい距離になってしまいました。
それでも連絡は取り続けていて、お互い励まし合いながら社会の荒波に耐えていました。
しかし、僕も彼も勤め先の環境が悪く、
彼は一足先に今まで勤めていた大都会から彼の地元へと転職し戻っていました。
僕も退職は考えていたのですが中々うまくいかず、知り合いも家族も居ない場所で必死に働き、
仕事が休みの日は1人寂しく過ごしていました。
どうしても元気が出なくなった時には、彼に電話をかけて話を聞いてもらっていました。
その時も彼は、
彼自身も新しい職場で自分の仕事も覚えることばかりで忙しかったにも関わらず、長電話になろうと文句1つ言わず僕の話を真摯に聞いてくれました。
そして時間はかかってしまいましたが、
僕もなんとか転職することが出来ました、
そしてその転職先がなんと彼の地元でした。
彼は僕が転職できたことと、同じ市町村で働くということをとても喜んでくれました。
まるで自分の事のように嬉しく思ってくれました。
連絡はとっていたものの、
大学を卒業してから丸4年間会えていなかったので再会するまでは緊張しましたが、それも対面するとすぐ打ち解けました。
今も彼は僕と外食に付き合ってくれたり、
僕の苦手な水泳を克服させるために泳ぎ方を教えてくれたり(おかげさまで泳げるようになりました)、一緒にドライブしたりなど、僕に時間をさいてくれます。
僕はその事がとても嬉しく幸せで、
それが今の感謝したいことです。
僕も彼に恩返しをしたくて、
彼の苦手な掃除や部屋の片付けを手伝ったり、
彼の好きな食べ物を見つけた時は買ってプレゼントしたり、「ありがとう」と「ごめんなさい」は素直に伝えるようにしています。
僕には勿体ないぐらいに、
彼は今も昔もこれからも最高の親友です。
まだまだ迷惑かけたり甘えたりもしてしまいますが、彼が結婚するまで、たとえ結婚したとしても僕が彼に感謝しつづける事は変わりません。
ただただ、
僕という人間を認めてくれてありがとう、
連絡を取り続けてくれてありがとう、
たったひとりの親友になってくれてありがとう、
これからもずっとずっと宜しくということを
彼に伝えたいです。
とても長くなってしまって申し訳ありませんでした、最後まで読んで頂きありがとうございました。
僕のこの気持ちが貴方に届くよう、
願っております。
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