まあ、今の俺には直接関係のないことなんだけどさ、最近のニュースについて、モヤモヤすることがあったので書きたい。
なんか、大手就活サイトで、メールのタイトルミスがあり、そのタイトルから、学歴差別の存在が示唆されるのではないか、という事態があった。まあ、実際に出身大学による扱いの違いなどの差別があったのかなかったのか、あのメールのタイトルが意味することは一体なんなのか、この小瓶を書いている時点では、ひとまずその真相は謎だ。なんだけど、なんかさ、著名人やら、ニュースのコメントやら、SNSなんかでは、「偏差値の高い大学が有利になるのは当然」、「良い大学に行けばいいだけのこと」、しまいには「受験勉強を頑張らなかったやつが悪い」みたいな意見が多くて多くて、なんかすごくモヤモヤしていたわけ。
で、なぜ俺がこんなモヤモヤしていたのか、自分なりに考えてみた。
以前も俺の小瓶で言ったんだけど、やっぱりさ、大学を比較することって、はっきりいって無理なわけ。それは、問題も違うし、試験日も違うし、科目も違うしってことで、条件が違うから。もちろん、そうはいっても、入学の難しい大学とか、そうでもない大学ってものは存在する。だから、大学受験で受験校を決めたり、だいたいの合否を予想したり、合格までに必要な勉強量をある程度知るために、予備校が各大学の合格に必要な目安として算出している。そもそも偏差値って、大学を比べるためのものではないってことだ。予備校によっても違うし、模試の種類によっても違う。偏差値ってのは、母集団によって変化するからな。偏差値がどんなものかわかっていれば、そんなこと容易に理解できるだろう。模試でA判定だって、大学入試は余裕で落ちる可能性がある。問題傾向とかもあるから、それは当然のことだ。それに、偏差値なんてものは、予備校が独自で出しているもので、公的機関が公式に認めたものではない、非公式なものだ。
それと、よく言う大学の序列みたいなものって、実はなんだかんだ全然客観的なものではなくて、好みみたいな主観的なものも多分に含まれる。よく、5ちゃんねるなんかで、特定の国公立大学と私立大学で、どっちが上か下か、みたいな不毛な議論が繰り広げられる。〇〇予備校の偏差値の値が低くても科目の多い国立の○○大学は、偏差値の数値は高くても科目の少ない私立の○○大学よりも優秀、とか、そういうやつ。もうこれ絶対に比較不可能だろ。あとは、地域によって、地元の国立が優秀と思われているとか。もうさ、もはや好みだよねそれ、って、思う。当然ながら、これらを比較することは不可能。ってか、そんな比較できないもの比較しようとするなんて、もう病気じゃね、って思うわ。
あと、入試形態によって求められる能力も変わってくるしな。推薦入試とかも色々種類があったりするし。今は国公立私立問わず推薦入試が充実しつつあるようだ。
で、要するに、何がモヤモヤしていたかっていうと、大学の序列なんて、明確なものは存在しなくて、そんな曖昧で非公式な基準で、扱いが違うって、やっぱりなんか違うんじゃないか、ってことだ。もし(俺自身は反対だけれど)、大学によって就活における扱いを変えることを正当化するとしたら、もっと厳格な基準を設ける必要が出てくる。でもそこまでして大学を序列化する必要ってないと思う。
企業が採用する上で、人柄や資格、勉強してきた内容などとともに、大学名もひとつの評価する要素とすることは、仕方ないのかもしれない。あくまでひとつの要素としてね。けれど、非公式で主観的で曖昧な基準で決められた大学の序列で、勝手に大学をグループに分け、それによって扱いを変えることは、あまりにも雑じゃないのかな、ってこと。
どこの学校でもさ、自分の出身校や、そこで勉強したこと、体験したことをちゃんと誇ることができて、他の人の出身校についてもちゃんと尊重できるような人が増えれば良いのにな、と思う。
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ななしさん
優しいなあ('ー`*)
とひとこと。
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