綺麗な、星空みたいな海。
すべてを飲み込んで愛おしく包み込んでくれる。
冷たい、幻想的な世界で死にたい。
世界に自分1人だけだって錯覚するくらい、静かで冷たくて、優しい。
きっと受け入れてくれる。
海は私を食べてくれる。
その大きな口で、大きな体で、大きな心で。
私を愛おしく抱き締めてくれる。
もしかしたら、拒絶されちゃうかな。
私みたいなやつは食べたくないかな。
でも、どうか食べて。
私はこの世界に生まれるべきじゃなかった。
この人の声の止まない、高く連なったビルの山。
私は人のない、人の汚れのない世界で終わりたい。
美しく、幻想的な世界。
薬も縄もビルも、ぜんぶ人の影がある。
人の記憶に焼き付くのは悪くはない。
でも、悪い。
私が終わるのはそれじゃない。
私は誰よりも幸せな終わり方をする。
自然と世界に食べてもらう。
それが私の終わり方。
人との関わりでしか生きられなかった。
最期くらい、私は幻想に住みたい。
私も汚れだけど。
私も幻想に生まれるべきじゃないけど。
最期くらいは夢を見たっていいでしょう。
そんな都合の良い世界があるのかはわかんない。
でも、私はその世界を目指す。
誰よりも幸せな終わり方をするために。
誰でも無料でお返事をすることが出来ます。
お返事がもらえると小瓶主さんはすごくうれしいと思います
▶ お返事の注意事項
ななしさん
私もそんな終わり方をしたい。
誰でも無料でお返事をすることが出来ます。
お返事がもらえると小瓶主さんはすごくうれしいと思います
▶ お返事の注意事項