『自分』は「自分」を救えなかった。
「自分」が泣きたいとき、心どこかにいる『自分』が《泣きたい》という感情を呑み込んでしまった。
「自分」が逃げたいとき、心のどこかにいる『自分』が《逃げる》事を止めてしまった。
「自分」が辛いとき、心のどこかにいる『自分』が止めてしまい、「自分」に《自殺》という選択肢を与えてしまった。
「自分」が自殺を図ったとき、『自分』は止めなかった。
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