宛メの砂浜散歩して鬱になってちゃだめだなぁ…
良い駄目を獲得した。まだまだ成長の余地有りだ。
ここらで落ち着こう。
砂浜に体育座り。
いったん小瓶は置いといて
海を見て、波の音を聴く。
流れ着き目に映る小瓶の中の文字列に
人を感じて、ただ安心しよう。
それらは自分を攻撃するようなものではなく、それを書いた者の〝思考〟や〝感情〟。息づく文字列。
懸命に生きる〝人の心の声〟
わたしはここに、憂鬱になるために来てるわけじゃないんだった。それらを書き、それらに触れて
私は自らを救けるためにここに在りたいと思ってるんだ。
『無地の紙に今思う有りっ丈の言葉を綴る』
そして未来へ──
小瓶
流れ凪がれて
「ひとりじゃないよ」と
誰かの傍に。
それでも独り、歩いてく。
ぶつかって ふたり
ころんで ひとり
上がり 下がり
みんな一緒に、一人を生きていく。