久しぶりに物語です。
よかったら読んでくださいね!
『あおいとり』
はぁ…
今日も疲れたよ…もう嫌になっちゃうなぁ
あ、はじめまして
神の子と呼ばれている「私」といいます
説明すると、
私、産まれたときから運が良すぎるんですよ
テストは勉強しなくても100点とれるし、
宝くじは一枚買えば一等です
失恋したことないですし、泣いたこともありません
ま、そんな人がいたら、噂にはなりますよね
今、私は全国民から追いかけられる人になりました
私にさわると運気が上がるとか、話せたら不老不死になれるとか、
ありもしない噂で溢れかえっています
だから、一歩外に出れば人だかり、
町を歩いていればシャッターの嵐
もう疲れてしまいました
「あ、着いた」
ここは最近のお気に入りの場所。
化け物が住み着いているとかなんとかで、人が全く居ない
ここが私の心の拠り所なんです
化け物?いるわけがないじゃないですか
静かすぎて逆に怖いくらいで、す、、
ガサッ 「あ、」
「へ?」
あれ?人がいる、ヤバイ、、
「逃げなきゃ…」
「ま、待ってください!!!」
「!?」
ど、どうしよう、ひどいことされるっ…!!
「ぼ、僕は味方ですっ!」
「え?み、味方?」
どういうこと?
私の運を奪おうとしてるんじゃないの?
「あなたにはひどいことはしませんから」
「…。」
「話さなくても結構なので、話を聞いてください。えっと…」
話によると、この子は「僕」と言って、みんなから化け物と呼ばれているらしい
理由は、よく分からないらしい
私の運を奪うつもりはないし、ひどいこともしないと言ってくれた
嬉しくて、嬉しくて。
初めて「私」のことを見てくれて。
生まれて初めて泣いてしまった
「私っ、私、ずっと…苦しかった」
「うん。」
「幸運な私しか見てなくて」
「辛かったですよね。」
「それで、それで、…」
ずっと泣いた
止められなかった
こんなに暖かい『人』は初めてだった
あぁ、これが本当の幸運なのかもしれないな
ここまで読んでくれてありがとうございます!
よかったらまた読んでくださいね
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わぁ…!いい物語!!
さすがだね!!すごくおもしろかったし、ほっこりした!!
幸せって、そういうことだよね!!
私もお兄ちゃんのことみてるよー!((ストーカーみたいw
今日がお兄ちゃんにとって少しでもいい日になりますように。
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