「築き上げるよりも壊す方が、簡単な事くらい解っていたでしょうに」
So Many Time / 当山ひとみ
夜がゆっくり更けていく。
言い訳にしか成らない
俺はやる事を山ほど抱えている
俺に寄って集まって来る
余裕が無い、いつもギリギリ、「ロン!役満、ドラドラ、裏ドラ付いてバンバンバン!!」オケラ2歩手前
マージンを喰い尽くす。
貯金を食い潰す。
やっちまった。
再び
予定より30分も早く到着の声と共に「オイ、アレやっとけ!」の声、舞い上が何かが、憤りを通り越して怒りに成ってしまった、声を荒げてしまった、
先日、詰まって積み上がる業務、不測の出来事、速対応を求められる、俺のチョンボじゃ無いが対応をする事に成った
こみ上げる憤り、怒りに変わり声を荒げてしまった
「間に合わねーヨ!」
おばちゃん2人の前で声を荒げてしまった
折角、此処まで穏やかに対外的に過ごして来たのに
そうならないように気を付けて来たのに
感情に任せてゴリゴリされると気分悪いじゃん、絶対にしない様にしてた、空気が濁り澱む
苦痛でしかない、吐きそうに成る。
流島に行く前、感情に任せてゴリゴリしてた、流島に就く時に止めた、下に行った、だが下に行きすぎた、吞まれた喰われた、良いように扱われた、
そして、沈んだ。
刃、毒、牙が欲しかったが無闇に人を傷つけ濁り澱む位なら要らなかった、要らない。
加減を誤った。
いくら築き上げても無くすときは一瞬
穏やかに過ごしたい
余裕が欲しい。
そろそろ沈みそう、いや、何かに吞まれそう
憤りや怒りに食われて吞まれそう。
自分に跳ね返って来る。
それは知ってる
感情を抑えられない
怒りを抑え飼い慣らすのは難しい
忙しさや余裕が無いのは
言い訳にも免罪符にも成らない。