はじめまして。上手くお話できるのかわからないのですが、……独り言として呟きます。
私は自殺未遂をしました。理由は簡単で、家庭環境への不満から。
親に夢を否定され、もうどうでもよくなって、明日なんか来なくても良い、来ない方が良いと、目の前にあった薬を一瓶半、飲んで死のうとしました。
……ですが、幸か不幸か、こうしてまだ生きております。
何が言いたいのか、というと……『死を覚悟し、生き延びてしまった私が気がついた』のは、私を心配してくれる友人や先生がいたということ。
教師なんてただの偽善者だと思ってたのに、私が自殺未遂をしたと知って『気付いてあげられなくてごめん』と泣いてくれた先生。
『おまえが死んだら私がおまえを殺す』なんてクサい言葉で私を繋ぎ留めてくれた親友二人。
いつも私の弱音を笑わずに全部聞いてくれる”君”。
春、大学に合格出来て、ふと昔を振り返ると貴方達の大きさに泣き出したくなります。
私はあれから、ちょっとだけ死ににくくなったけど、私はまだまだ弱くて、すぐに死にたいなんて弱音を吐いちゃうんだと思う。だけど、本当に貴方達には感謝してるから、あの時……あの日言えなかった事を今、遅くなったけど言わせて下さい。
ありがとう、貴方達の言葉に私は救われました。
貴方達と出会えた事が、私の人生の誇りです。