統合失調症女学生の本音。いつも成績が悪くて怒られる。常に、幻覚幻聴、集中もできない、すぐ疲れる、勉強しても笑われる、点数が悪いと怒られる

こんにちは！　この冬は暖冬などと言われていますが、体調崩されていませんか？

某・精神科病院の臨床医として日々患者さんと接している立場の人間からのコメントです。

小瓶主さんは統合失調症で苦しんでいらっしゃるんですね。
主治医も決まって、すでに確定診断も下りている前提で書きます。

統合失調症で幻覚の症状に悩まされる学生さんは、学業に支障をきたすことが非常に多いです。
学年が上がり、学習内容が高度になればなるほど、周囲との差が点数に表れるようになったり、ご本人が感じていらっしゃる困難さが増したりすることで、それがさらにご本人を苦しめてしまう「負のスパイラル」に陥るケースを多く診てきました。

患者さんもみなさんおっしゃるのですが、「幻覚＝幻視」とは限りません。現役の医師でさえ、間違った呼び方をしていることがままあります。

現代の精神医学では、幻視・幻聴・幻臭・幻触・体感幻覚などをひっくるめた総称として「幻覚」と呼んでいます。幻覚の症状はヒトの五感と密接に関係しているのです。
ですから、「幻覚が見える」というのは正しくない表現で、「幻視の症状がある」というのが正確ですし、私もそのような使い方をしています。

実際にはご自身の感覚器では感じていないことを、あたかも本当に感じているように捉えること、これが幻覚症状です。

小瓶主さんが今どのような治療を受けていらっしゃるのか、私もお会いしていないので把握しかねますが、統合失調症のお薬には様々な剤形のものがあります。
昔ながらの錠剤、口中崩壊錠（水なしで飲める OD 錠）、貼り薬（見た目は痛み止めの湿布みたいで薄い）、ドライシロップ、筋肉注射と、選択肢がだいぶ増えてきました。

学生さんということですから、教室や廊下など、他の人が集まる中で頻繁に錠剤を服用していると目立ってしまったり、他人の目が気になって服用をためらってしまう方もいらっしゃいます。
また、体育の授業や部活動などで更衣室を使う際に、貼り薬を貼っているのをご友人に見られたくないという方もいらっしゃいます（貼り薬はおへその下辺りに貼ることが多いです）。

そのような心配のある方には、一見するとフリスクのようなタブレットにしか見えない口中崩壊錠や、薬効の持続する筋肉注射をお奨めすることもあります。たいていの方は口中崩壊錠を選択されますね。やはり注射は痛みがありますし、迷走神経反射の症状をお持ちの方は打てないこともあるので、その辺りはケース・バイ・ケースでしょうか。

いずれにせよ、早めに主治医の先生にご相談なさってくださいね。

この文章親に見せてみるといいかもしれない。書いた文章分かりやすかったよ、すごく気持ちが伝わった。普段から勉強頑張ってるからだよね。いつか報われること祈ってるよ。

通りすがりの狼です。

すごいですね。小瓶主さんはこんなにも毎日戦って、必死で生きているんですね。その中で苦手な勉強でも、成果を上げて。努力家なのですね。
狼が言っても、気休めにしかならないかもしれませんが。それでも声をかけたいと思ったので、こうしてペンを取りました。

誰かに厳しい言葉を投げられても、戦い続けるあなたを、狼はとても素晴らしいと思います。
頑張っているあなたに、「頑張れ」とは言いませんが。せめて、ここにいる間は、羽を休めてくださいね。

またお時間があれば、この海のどこかで、あなたとお話ができれば嬉しいです。ここではゆっくり休んでくださいね。

それは精神科にかかったほうが良いです。
幻聴幻覚を抑えないと駄目です。
親に言えないなら病院でも保険センター保健所でも学校の保健師でもいいから正直に話して精神科を受診させてもらいましょう。
勉強してる場合ではありません。