あなたは優しい。
それは慰めではなく、誰しも心の中に持っているものだと思うのです。
天使と悪魔。
他人をうらやむ悪魔の嫉妬が溢れる一方で、そんな自分を出さないように、他人を傷つけないように、天使が弓で打ち落とす。
お互いの力の大きさには個人差があって、自分で制御をするのは難しい。それに気づいた人間は、さらに制御するのが辛くなる。
そのうち、一人でも楽しむことができるネット社会が発展すれば、「人と関わらない」選択肢と「リセットボタン」に慣れてしまうのです。
人が気に入らなければ、包丁を手に取る。
自分が気に入らなければ、屋上の縁から空を仰ぐ。
抑えなければいけない。口に出してはいけない。
「だって、あの子はそんなこと言わないから。」
「だって、そんな自分は汚いから。」
「だって、誰かを傷つける自分は許せないから。」
今日もあなたの天使は、弓を引く。
その手に血が滲もうとも。
「悪魔は悪者。悪魔は嫌い。悪魔は消えろ。」
悪魔だって泣くと思うのです。
彼ら、彼女らが嗤うのは、きっと心があるから。
悪魔だって、飛ぶために羽を持っているんです。
少しの間だけでも、仲良くしてあげてください。
悪魔がいることが、あなたを汚すことにはなりませんから。天使と悪魔、両方揃ったあなたが、狼は好きです。
天使の方が大きい人間も、悪魔の方が大きい人間も、全部ひっくるめて、狼は愛したいのです。
あなたの天使のお話、悪魔のお話、両方聞かせてほしいのです。
嫉妬は、あなたがより良い姿を求めて、もがいている勲章。
けれどあなたも、誰かの嫉妬の対象なのです。
狼もあなたの大きな手が羨ましい。
狼はあなたの話せる口が羨ましい。
狼はあなたの細めた目が羨ましい。
狼はあなたの高い視線が羨ましい。
けれど、
あなたは狼を、大きな手で撫でてくれる。
あなたは狼に、たくさんの言葉を教えてくれる。
あなたは狼に、たくさん笑いかけてくれる。
あなたは狼の、視線の高さに合わせてくれる。
だから大好きなのです。だから出会いたいのです。
この海で天使と悪魔と一緒に、ひとっ飛びしたら、狼のところにも見せに来てくれませんか。
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もずくさんへ。お返事ありがとう。
一度書いたのですが、消えてしまっていたようです。再び送ります。
悪魔もちょっとだけ意地悪で、あなたが大好きな子です。あなたが感じた痛みは、その子の不器用な愛情なのかもしれません。
もちろん無理に仲良くしなくてもいいのですよ。あなたが抱きしめたいのなら、ゆっくり歩み寄ってみればいい。それが辛いのなら、狼のところに逃げてきて構いません。
自惚れていいのですよ。狼はあなたの小瓶を拾って、あなたの言葉に幸せを貰い、またそれを紡げるあなたの心に嫉妬します。それがまた、狼は嬉しいのです。
いつかあなたが狼のところを訪れたら、狼にもその天使と悪魔、そしてあなたを愛させてくださいね。
ななしさん
👼🤝😈「狼さんありがとう。共生します」
ふゆさん、こんにちは。
mzkです。
そうですよね。
悪魔は悪だ、悪いやつだ、と言われていますが、天使も悪魔も俺を思って声をかけてくれているんですよね。
俺は、悪魔を殺してきました。
今まで、何度も。
こんな考え方は駄目だ。
いけない事だ。
悪いことだ。
呪文のようにそう唱え、弓を残酷にも引いていきました。
でも、これからは、天使も悪魔も、両方抱きしめられるような人間になりたいです。
嫉妬、しちゃいますね〜。
その度に自分を否定してしまいます。
でも、そんな自分もまた、誰かから嫉妬の目を向けられている。
そう思ったらどっこいどっこいですね。
なんて、自意識過剰かもしれませんが。
はい。
いつか、俺の自慢の天使と悪魔を連れて、貴方の隣に遊びに行きます。
それまでには、天使も悪魔も、一緒ぐらい愛せるといいな。
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