今日は鬱気味だからおばあちゃんと懐かしの川がある道へチャリを漕いだんだ。
そして、帰ろうとしたら。
猫が僕に向かってにゃあにゃあないてきて、珍しいなーって近いたら怪我してた。
目も病気で見えないっぽいし、何より。
亡くなったおばあちゃんの思い出の場所だからほっとけなかった。
とにかく周りを見渡したよ。
スマホもないから何も出来ないし、車が来ちゃうから。
そしたら散歩に来たおじちゃんやおばちゃんが連絡してくれて。
何とか保護された。
多分、同じだから。
助けたかった。
誰も見てくれなかったんだな。
助けてくれなかったんだな。
そんなら、僕が光を与えたい。
助かりそうで良かった。
名前のない小瓶
