とある殺人犯の言葉。
有名な人なので知っている人もいるかもしれません。
「お母さんに謝りたい。お母さんには、僕のことを理解して欲しかった。まちがってるかもしれんけど、理解してほしかった。」
この言葉を聞いた時、なんとも言えない気持ちになりました。普通の人からしたら、「人を殺しておいて何身勝手なことを言っているんだ」と思うかもしれません。そうです、身勝手です。殺人犯とはいえ所詮ただの人間なんです。
私が過去に犯した罪は、決して許されることではないでしょう。でも、罪を犯した理由を誰も聞いてはくれませんでした。お母さんにだけは、聞いて欲しかったです。理解できないかもしれないけど、理解してほしかった。ほんの少し愛されたかっただけなのに、当時幼くて頭の悪かった私は、ひどく空回りをしてしまったようです。
学校に行かず、ひきこもるか大人の男の人に会いに行く生活も、ほんとはもうやめたいです。普通になりたい。