ちょうど1年前に退職した。理由は適応障害を発病したから。
3月が終わり去年の4月1日から無職になった。それから1年、未だに転職はうまくいかず、ちゃらんぽらんな生活をしているが、退職したことを微塵も後悔はしてない。
適応障害になり休職した当時、当時の苦しみを小瓶に吐露して流した。久々にそれを見て泣いてしまった。1年も経ったのに、適応障害を発病してから約1年と半年が経過して、いまは寛解したはずなのに、未だに当時のことを思い出すと涙が止まらず、心臓が重くなって何もできなくなる。
正社員として新卒で入社し、20人以上同期がいる目の前で立たされて泣くまで詰められた半年。
その後部署異動したが「仕事のできない新卒は給料泥棒と同じ」と投げ捨てられた半年。
何回ロープレしても実力は上がらず数字が取れなくて上司が詰められる姿を歯を食いしばって見ていることしかできなかった日々。
そんな中、あまりにも仕事を無茶振りされて上司に意見したら「仕事のできない人間が上司に口答えするな」と何時間も怒鳴られたあの日。
数年後に部署異動して、ようやく自分の力を発揮できる場所に配属されたと働く喜びを見出し、周りの何倍も仕事をさばいたが一度も評価されることもなく、私に仕事を押し付けた人間が昇格し、私が配属された1年後に同じ部署に来た同期が昇格し、自分の仕事は評価されることはなく使い勝手の良い道具のように扱われていたのだと気付き、最終的に適応障害を発病し休職に追い込まれた2年前の秋。
辛いことばかりだったが、仕事のすべてが楽しくなかったわけではなかった。けれど、どれだけ会社に貢献したと自分が思おうとも、上層部が私を評価してくれなければ自分に付加価値がつかないこと、結局頑張ったところで何もかも意味がないと知ってしまってから、もう何もかもがどうでもよくなってしまった。
私も若くないのだし、本当は正社員を目指すべきなのはわかっているけれど、派遣やアルバイトですら職につくことが大変なのも分かってしまった。世間はそう甘くない。もし正社員で雇用されたとしても、使い勝手のいい道具としか扱われないのだと思うと、正社員として働くがもう恐ろしい。
そこに希望がないのなら、最初から希望など見たくない。自分が評価されない/評価され得ない人間ならば、評価されるのではないかと期待してしまう場所でもう働きたくはない。
今では適当にアルバイトして小銭を稼いで、実家で食費を貰いながらぬくぬくとこどおじしているクソ人間だ。今では趣味も楽しめるようになったし、友達とも笑顔で遊べるようにもなった。1日中ベッドで横になり動けず泣くことしかできなかった1年前には考えられないことだった。
今はもうあまり強くしにたいとは思わないし、本当は、社会人としてしっかりするべきだとわかってるけれど、積極的に生きたいとも思わないし、本当はもう自分のすべてがどうでもいい。
私は、自分の人生も、努力も、世界も、何もかもがいまだに信じられない。