いつもあの人は私に話しかけてくれる
いつもあの人は遊んでくれる
両思いになりたい…
誰もが望んでることだろう。
だってあの人は顔がいい、成績学年上位、誰とでも話せる、運動神経抜群。
でも私はそんなことより彼の全てがほしい。
大好きだったあの人に今日は告白してみようかな、いつも思うだけ。実行したことなんて一度もない。あの人に夢中な人は全員そうだ。
みんなあの人のとりあいっこ。
私が一番あの人のこと大好きだというのに、あの人は"好き"を軽く見ている。
誰かが近寄ったり話しかけるとすぐに「大好きだよ」何回見ただろう、何回聞いただろう
あの人の本命は誰なのか確かめたい
大好きなあの人に近付きたい。もっとあの人を見つめていたい。私の愛にきずいてほしい。
私はある日からストーカーになっていた。
いろんな人に「愛が重い、何でそんなかたちでしか愛せないの!あなたは異常。」
何度言われたか。
私は自分だけが知っている彼の秘密
彼を自分のモノにしたい欲求
そんな私の欲は止まらない。
すき スキ 好き 大好き
いつも胸の中でそう思ってるうちに卒業式の日が来た。
今日もあの人は近寄る人全てに言う"ダイスキだよ"と。