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6/1の夜。
と、いうことで(?)夕飯をちょっとだけ豪勢にしてみた。
少し変わったものを食べたいな~と思って、ぶりのアクアパッツァを作った。
アクアパッツァって、すごく単純化して言えば野菜と魚介の蒸し煮。
最初に食べたのはいつだったかな、実家にいたときかな。
新しい味覚との邂逅、衝撃的な出会いだったのを覚えてる。
今の季節、手に入る魚といえば銀鱈、養殖ぶり、養殖サーモンぐらいしかない。
あとは年中売ってる冷凍のカジキマグロ。
銀鱈もいいなと思ったんだけどかなり高い。
やっぱり魚を楽しむには秋冬まで待たないとだね。
とはいえ、天然ものより臭みが少ない養殖ぶりが手に入るので今回はアレンジレシピで作ってみたよ。
備忘録代わりに材料を書いておこう。
2人分(お腹が空いてれば一人で食べてもOK)
■ぶり切身:2切
■あさり(水煮):1缶(固形量55グラム)煮汁は捨てない
■ボイルほたて:20個ぐらい
■玉ねぎ:半個
■チューブにんにく:適量(3 cm 程度しぼる)
■ミニトマト(あまえぎみ3色アソート):10~15個
■マッシュルーム:小10個
■オリーブの実(塩漬):25 g
■イタリアンパセリ(生):3枚
■レモン:1ヶ
■白ワイン:60 cc
■オリーブ油:大さじ3分の2
■塩:小さじ3分の1
■黒こしょう:少々
今回はフライパンではなくオーブンレンジで作る、僕のオリジナルレシピ。
【ポイント】
角皿にアルミ箔を張っておく(後片付けが楽)。
料理用ワインではなく普通の白ワインを使う。お買い得品で十分。
オーブンは200℃に予熱しておいて、その間に作業すると効率が良い。
玉ねぎを薄く切って、角皿いっぱいに並べる。
ぶりの両面に塩(分量外)と黒こしょうを振って、玉ねぎの上に乗せる。
マッシュルームを薄切りにして角皿に散らす(端に置くと火が通り過ぎてパサつくので魚に近い方に置く)。
あさり、ほたて、オリーブの実、ミニトマトを均等に散らす。
あさり缶の煮汁と白ワインを混ぜて、ぶりに触れないように中心から掛ける。
にんにくとオリーブ油を混ぜて、ぶりに触れないように中心から掛ける。
全体に塩を振る。
輪切りにしたレモンとイタリアンパセリを、彩りよく置く。
あとはオーブンへ入れるだけ。
2段調理ができる機種は上段へセットする(間違って下段に置くと魚が焼けない)。
予熱時と同じ200℃で20~25分焼く(機種によって違うので加減を見ながら調整)。
僕の使っている東芝の機種では23分でちょうど良かった。
焼き上がったら、すぐに取り出さずに2~3分そのままにしておく。
やけどしないようにミトンなどを使って角皿を取り出す。
ぶりに火が通っているか確かめる。皮に焼き目がついていれば大丈夫。心配なら身を割ってみる。
フライパンで蒸し煮にするのと違って、具材そのものの味が良くわかるのがオーブン調理。
煮汁はそんなにたくさん出てこないけど、野菜から出た水分とワインの風味、濃厚な貝の旨味、トマトやマッシュルームから出たダシ、レモンの果汁、オリーブ油が合わさって、複雑で深みのある味わい。
ふっくら焼けたぶりに、煮汁を掛けながらいただく。
オーブン調理だと焦げずに火が通るせいか、玉ねぎは果物かと思うほど甘くてびっくり!
焼き色がつかないので見た目も透き通ってキレイ。一番下に玉ねぎを敷く理由はここにある。
今回は硬めに炊いたご飯と合わせたけど、ふだんパンを良く食べる人ならバゲットと一緒に。
残った煮汁をバゲットに浸して食べるのも良き。
お試しあれ。
今回の BGM:
memory of scent / BROCKBEATS