海に流す小瓶のように、誰とも知れず荒ぶった気持ちを手放したくて、手紙を書きます。
仕事は、仕事内容はやりがいがある。それに楽しいけど、職場の人間関係が嫌だ。
距離はぐいぐい詰めてくるけど、噂好きで、陰で何言われてるか分からない。
何か言うとすぐ広まる閉鎖社会。
何か言うなら、せめて気取られないように言ってほしい。
一度何かを言っているのを小耳に挟むたび、職場にいたくなくなる。
何か聞かれても探られてるとしか感じられない。
もう距離を詰めてこないでほしい。
正直何も話したくない。
仲良くしたくもない。
無関心でいてほしい。
仕事の話はするから。
お願いだから仕事だけさせて。
休暇が終わってたった数ヶ月なのに、もう彼らに我慢できなくなってきてる自分が情けない。
臆病で心が剥き出しで、それを壁で囲って守っている感じ。
何かの拍子にダメージを負うと、すぐ傷付く。
人との距離の取り方がつくづく下手だと思う。
もともと生きることに執着がないところに、自分のパーソナルスペースが脅かされることがあって、面倒くさい気持ちが広がってしまって、どうにもならなくなってきた。
辞めるのは簡単だけど、今はまだその時期ではないことは、頭では分かってる。
耐えろ、自分。
このキャリアを積んで、次に活かすんだ。