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私の半生。小学生の時、不登校になった。受験しなくともエスカレーターで中学にあがり、一週間だけ学校にいって、案の定また行けなくなった。更生施設という名の刑務所みたいな場所で生活した

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小学生の時、不登校になった。低学年のときは休み時間にドッジボールをしたりして運動をしまくっていたからか平均的な体だったが、食べることが好きで、小3頃からゲームや百人一首にハマり運動をしなくなったことで急激に太った。太ってるよね、みたいな軽い陰口くらいのテンションで同級生が笑って話してたのを聞いて、簡単に小学生の時の私の心は折れた。勉強も、私立で中学受験が当たり前、将来は京大東大目指す、塾も当たり前、という学校だったけれど、高学年になるにつれ塾にも行ってなかった私は案の定勉強についていけなくなっていたことも理由だと思う。小6になって完全に不登校だった。
受験しなくともエスカレーターで中学にあがり、一週間だけ学校にいって、案の定また行けなくなった。
一ヶ月くらいして、引きこもり矯正のおばさんが家に来て、そこから中2になる約2年間不登校の更生施設という名の刑務所みたいな場所で生活した。検索かければ今でもヒットするくらいには当時は有名だったところです。
寮生活で実家とはほぼ一切連絡が取れず、朝昼晩寮生が食事を作る。午前中は各自勉強、午後は運動だったり、色々。夕方から各自出された宿題をこなす。最年少だった私は問題児だった。そこにいたのは30代くらいまでの年代もバラバラな男女20人くらい。家庭内暴力を振るっていたヤンキーもいれば、私みたいな引きこもりの20代の人も居た。敬語も使えず、常識もわからず、怒られてばかり。暴力も当たり前だった。体が出来上がってる男の先輩に肩パンされるのなんてほぼ毎日で、拳で頬を殴られたりもしたし、言葉で責められなかった日はなかった。他の人から笑顔を向けられたこともなかった。
教官は寮生同士のいざこざは見て見ぬ振りをしていたし、教官から普通にビンタくらったことも一度二度の話ではない。暴力の代わりに20km走らされたこともあるし、丸一日正座させられたり、夜通しスクワットをひたすらさせられたりもした。おかげで入寮して二ヶ月経った頃には太りきっていた体は25kgも減っていた。
お前らは社会の底辺だ、ゴミ屑同然だと言われ、元々あった自尊心などなくなり、プライドもなくなって、辛くて辛くて毎日死にたいと思っていた。
脱走もした。お金なんて支給されるはずもなく、無一文でその辺のイオンのパン屋の試食コーナーのパンを拝借しつつ公園の硬いベンチで夜を過ごした。親にどうにかして連絡をとりたくて、何か問題を起こせば親が呼び出されると思ってリスカにも手を出した。
親はこんな施設の惨状を知らず、知った時には入れるべきではなかったと私に後々謝っていたけれど、デメリットだけではなかった。
色々あって結果的に中3の頃に出ることが出来、親の元へ帰ることができた。地獄みたいな経験をしたからか、帰ってからは暫く学校に通えた。
けどまた学校に行けなくなった。
なんでかというと、人の相談に乗りすぎて自分の感情が引っ張られまくった結果だ。
そもそも小さな時からそういった傾向があった。例えば小説で復讐ものや悲しい話を読むと引きずり、次の日になっても気分が変わらない。人の相談事を聞くと自分ごとのように感じ当人が感じた感情に引っ張られて戻らない。今思えばHSPというやつだったのかな?
まあそんなこんなで学校に行けなくなった代わりに、パソコンで自分で進める学習塾で勉強をした。
エスカレーター式だったので私が不登校であったことや過去太っていたことを知っている人が大半であった。高校もエスカレーターで行くこともできたけど、誰も過去の私を知らないところへ行きたい、と思って今まで知識を補い、高校受験に挑戦した。
勿論今までロクな勉強をしてこなかったために受かったのは偏差値でいうと底辺みたいなところだったけれど、そこで親友と出会った。今でも定期的にご飯に行くくらいには仲の良い、異性の男友達二人。そのおかげで高校でもなんやかんやあったけれど無事卒業できたし、なんならクラスで1.2を競うくらいの成績を取れるようになり、大学も30台だった高校偏差値からは考えられない良い大学に行けた。流石にセンター試験は無理だったけれど、公募推薦を使える学校ではトップクラスの大学だ。
でも高校2年生の時に父親が死んだ。病気だった。元々ずっと長くはなかった。呆気なかった。
なんだかんだ今回も退院するだろうって構えもせずにいたら、死んだ。別室にいる時だった。金のことしか考えてない嫌いな親族が見舞いをしてるときだった。死に目にも会えなかった。なんで席外したんだろうって今でも後悔が絶えない。
そんだけ辛くても大学には行かせてもらえて、大学でも大好きになれるサークルの人たちに出会えて、就職も会社としてしっかりしたところに就くことができた。郵便局。正社員。窓口で3年間働いた。お局に倉庫に閉じ込められたり悪口言われたりしても、もうちょっとやそっとのことでメンタルをやられるくらいじゃなくなった。辛いことが起きても、次の日引きずらなくなったし、敬語も常識も、人当たりだってよくなった。

きっと今の私を見れば、誰も引きこもりだったなんて思わないだろう。
でも、腕にリストカットの跡がいまだに残っている。一枚皮をめくれば、小学校、中学校時代の知識があまりないことがわかるだろう。

それでも一生懸命頑張って生きてきたんですよ。こんな社会不適合者と言われても。元引きこもりでも。
でも、でもずっと死にたいって気持ちは消えないんだな。社会人になって貯金も一年で百万ずつ貯めた。三百万が目標だった。なんでかっていうと、スイスに旅行に行くならそれくらいかかるかなって。
スイスって安楽死制度があるじゃないですか。精神的にどうしても辛くなって、あの有名なところの会員になったとしたら。もしことに及ぶとしたら。それくらいかかるから、そのお金を貯めようって。
けどなんだかんだ生きてる。私の今一番大事な人はお母さん。こんなへっぽこな私を受け入れて、育ててきてくれた人。お母さんが逝ってしまうまではまだ死なない。あと飼ってる犬もいるし。もう20代後半になってしまった割に実家暮らしなのは親に依存しているからかもしれない。彼氏も今はいないし。
けど、仮にパートナーができて、結婚出来たとして、こんな自分が親になれるとも思えない。だから子供はいらないかな、なんて今の所ありもしない可能性を考えていたりする。
勿論母親ともずっと順風満帆でいたわけじゃないし、私の人生なんて荒れに荒れてるけど、それでも頑張って生きてる。
皆が皆抱えてる問題は違うし、環境も違うし、そんな中で私はまだ人間関係で恵まれていたと思うから、人生やり直せるよって言われてももうこれでいいって思えるくらいには満足してる。寮生活はしんどかったから二度と繰り返したくないけど、あそこでプライドへし折られなかったら社会に出てしんどかっただろうなって思うし。
何が言いたいんだかって感じですが、私の人生を見つめ直したかったので書いてみました。ちなみに今はとある職業目指して専門学校通いながら転職活動中。
いつか楽になれるかなって、それが寿命なのか自分で選ぶのかはその時にならなきゃわからないけど、とりあえずまずは生きてみる。
気になる漫画が完結するまでは死ねないって昔思ってたんだよな。でも好きだったNARUTO、BLEACH、銀魂は悉く完結しちゃった。でも今度は推しの子とか、来世は他人がいいとか、着せ替え人形は恋をするとか、薬屋のひとりごととか、どんどん新しい面白い小説や漫画が出てきて、また死ねないなーってのが繰り返されてる。
皆こうやって生きてるのかな。
私みたいな境遇の人もいるのかな。皆、生きてて偉いなって思った。そんなとある夜中でした。
こんな長い話読んでくれてありがとう。もしかしたら検閲?でひっかかるかもしんないけどその時はその時、かな?
名前のない小瓶
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ななしさん

最後まで読ませていただきました。
あなたの人生を垣間見ました。
心残りがある間はどうか死を望まないでください。

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