こんにちは、なずなです。
今日、担任の先生と話をしました。
前に、面談で悩んでることとかを話そうか迷っている、という小瓶を流しました。皆さんからいろいろなお返事をいただき、言おうと思うとお返事させていただきました。
(この小瓶です→
https://www.blindletter.com/view.html?id=256404
でも、やっぱり勇気が出なくて、やめようと思っていました。
変なこと言ってスクールカウンセラーさんのところに行くように言われるのも、嫌だったので。
終礼を終え、帰ろうとしたときに、先生に「今日、話したいことがあるから、職員室に来てくれる?」と言われました。
なにかしたかなー、と思いながら職員室に行くと先生は「何か困っていることはありますか?」と聞いてきてくれました。
正直、いろいろありますけど、反射的に「ん?困ってることですか?」と言ってしまいました。
「そうです、困っていること。先生で良かったら聞きますから。」と言ってくれました。
特にないです、と言おうと思ったけど、この先生になら言っても大丈夫そうだなと思い、すこしだけ聞いてもらうことにしました。
「実は、勉強で悩んでいて・・・」
「勉強ですか。」
「はい、私、帰ってから寝るまでずっと勉強しているんですけど全然覚えられなくて、やらないと、やらないとって気持ちだけが焦っていって・・・。賢くないから、頑張って人並みの成績が取りたいのに・・・」
もう、このあたりで涙がポロポロ出てきてました。
「ちょっと待ってくださいね。」
先生は職員室の奥に行き、ちょっとしてから帰ってきました。
先生は、僕のテストのコピーを持っていました。バツが目立っていました。
「先生が作ったテストだけしか見れないから、他の教科は見れませんが・・・。ここを見てください。」
先生が指を指したところは文章問題でした。
「この問題は先生が作った完全オリジナルの問題です。授業でもやっていません。部分点が取れたら十分な問題です。でも、なずなさんは満点です。」
何が言いたいんだろうと思い、先生の顔を見ると、先生はニコっと笑いながら
「なずなさんは、頭が悪いわけじゃないと思いますよ。ほら、みてください。ここも、ここも、オリジナルの問題です。なずなさんの努力は今すぐではありませんがいつか実を結びますよ。」
先生は、数年前に成績がいくら勉強しても伸びないといって泣いていた生徒の話をしてくれました。その人は、一年半後に、一気に成績が上がり大学に合格できたそうです。成績というのは、勉強したからすぐあがるものではないそうです。
「それに、最初の方に先生、授業でなずなさんを当てましたよね?あのとき難しい問題なのに正解を言ってくれたのでやっぱりよく本を読んでるな、と感心したんですよ。でも、それだけじゃないんだな、と思いました。なずなさんは賢いと思います。」
ああ、だからよく授業で難しいところばっかり当てられるんだ。と、いうかあのときはほかのページを見ていて当てられて急いで付箋を貼ってたページまで戻って答えだと思ったところを言っただけだからな・・・と思いました。
先生 「他には、何かありますか?」
僕 「えっと、志望校ですかね」
先生 「ああ、そういえば前に行きたいところの推薦が理系しか行けないから考え直してもらえるか、という話をしていましたね。」
僕 「はい。」
(このあたりの話は、この順番で読んでいただくと、わかりやすいかと思います。
https://www.blindletter.com/view.html?id=254849
https://www.blindletter.com/view.html?id=256891)
先生 「」
僕 「」
先生 「大学は、考え直せましたか?」
僕 「えっと、前言っていた大学の違う学部にしようと思っています。」
先生 「それは、なずなさんの意見ですか?」
僕 「えっと……そのほうが良いと思ったんです。」
先生 「そうですか。親は、いつだって子どもの幸せを願っているものですよ。」
僕 「そうですね。」
正直、そんなことないと思いました。自分の幸せを願ってくれているならあんなことはしないと思ったからです。
先生 「私自身、親に決められた道を歩いてきました。親は大学までそのまま行ける学校に入れてくれました。特に違和感を覚えることなく、大学生になりました。」
僕 「そうなんですか」
そういえば、有名な大学に通っていたって聞いたことがあるな、と思っていました。
先生 「でも、大学で色々ありましてね・・・先生に嫌がらせをされて、あ、もう無理だと思ってやめてしまったんです。四回生でした。」
僕 「そうだったんですか。」
先生 「それで違う学校に入りました。初めて自分の行きたい学校に行きました。」
僕 「辞めるときに、家族に何か言われなかったんですか?」
ここまで道を作ってあげたのに、やめたいなんてこと言わないでよね。そういうことを言われなかったのかが気になりました。
先生 「言われませんでしたよ。逆に、もっと早く相談してくれたら良かったのに、と言われました。きっと、ご両親はなずなさんのことを考えすぎて意見を押し通してしまっているんだと思います。もし、自分の行きたいところに行きたいのであれば夏休みの面談のときに先生から話しますよ。」
僕 「あ、ちょっとそれは、大丈夫です。」
先生 「そうですか。たしかに家に帰ったあとに怒られるかもしれませんしね。」
理由が図星で少し驚きました。
もう少しいろいろな話をしましたが、かくと長くなってしまうので(もう十分長いですが)箇条書きにします。
・クラスで友だちができなくて悩んでいる
・修学旅行が不安
誰かに聞いてほしかったので小瓶を流しました。ここまで読んでくださってありがとうございました。