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この小瓶にはお返事ができません
謝らないで良いんですよ。
消えたい気持ち、とてもよくわかります。
さっさとこの世から消えて、自分という存在を、自分と関わって全ての人からも消したい。
そんな気持ちでいっぱいです。
愛というのは、非常に儚くて残酷なものです。
気付かぬうちにヒビが入って、割れてしまいます。
親からの無償の愛、どこまで続くかわかりません。
その愛すら、与えてもらえない環境下にいる人のいます。
人は、誰かがいなければ生きていくことはできません。
その誰かは、人生を共に歩んでいくうちに、愛を分けてくれるはずです。
その愛は、きっと、愛されていてよかったな、と思えるような、温かいもの。
暁樹さんが、幸せだと感じれるようなもの。
夢物語のように聞こえますか?
そうですよね。
俺も実際、そう思っていますから。
でも、信じるだけはタダなんです。
裏切られた時の損はあとで考えましょう。
今は、見えない未来に縋っても良いと思います。
あなたの進む先に、溢れるほどの、幸せな愛があらんことを。