1番大切な人を手放してしまいました。
今日の朝、実家に帰る彼を見送った。
いつも通り彼だった。
明日朝起きたら可愛い顔でうにょうにょしているんじゃないか、家に帰ったら布団に巣を作って寝ているんじゃないかと期待してしまう。
でもどこにもいない。
あれほど愛していたのに、死ぬまで一緒にいるはずだったのに、私は彼の手を離してしまった。
必ずカートを押して荷物を持ってくれたスーパー。
2人でよく行ったスーパー銭湯とパチンコ。
お揃いのものを買った雑貨屋さん。
何を借りようって2人で悩んだDVD屋さん。
どこに行っても彼との思い出がいっぱいで
家ですら残った荷物と匂いでいっぱいで
辛くて辛くて苦しい。
あんなに離れたかったのに
あんなに辛かったのに
離れてみたら幸せだった頃ばかり思い出して
苦しくて苦しくて仕方ない。
弱い私でごめんなさい。
辛いことばかり言ってごめんなさい。
わがままを願うなら帰ってきて欲しい。
もう一度ハグをしてキスをして同じ布団で眠りたい。
最愛の人を自ら手放した私だけど、
あなたといた日々は宝物でした。
だから大切な人がいる人に伝えたい。
ありふれた日常はある日突然終わりをむかえることがある。だからその時に後悔のないように精一杯愛を伝えて欲しい。
私のかわりに頼みます。