生きるのに疲れた。何も出来ることはない。助けてほしい。相談できる場所がないし、いじめられるし。こんな性格してるからだと思う。だれか助けて。

助けられなくてもいいんです。返事があるという事実だけでもこちらは嬉しいのです。こんな年下のためにメールを書いてくださりありがたく思っております。
ありがとうございます。

幸せになる保証は、誰にもどこにもないと思います。けれども、自分を幸せにできるのは、自分だけです。結婚してなくても、子どもがいなくても幸せそうな人は大勢います。そういう人たちは、自分で自分を幸せにする術を心得ているのだと思います。私自身の話になりますが、私は昔苗字が変わったことや親が参観日にこないことなどでいじめられました。その他、祖母の介護で早く帰宅する必要があり、放課後のクラスの話し合いやクラスで企画される遊びなどに参加しなかったことでも同様の間に合いました。靴を濡らされたり、ゴミ箱に捨てられたり、机や教科書に落書きされたり、物を投げられたり、写真に穴を開けられたり。けれど、それをした彼らに謝ってもらっても、私の心は晴れるどころか、曇る一方でした。そして彼らは多分いじめたことさえ忘れるし、なんならいじめたとも思ってないかもしれません。人を痛めつけることに慣れているからです。人を痛めつけられる人は、同時に忘れるのも早いです。けれど、人は自分が痛めつけられたことはよく覚えているんです。痛めつけたことは忘れても。神様は見ているというのは嘘です。人を痛めつける人間を作り出す神様は鬼です。けれど、どうしたってあなたはあなたです。彼らは彼らです。わたしはわたしです。勉強することに資格はありません。誰にでも勉強する権利があります。そして、勉強は大事です。それは、生きるためです。知らないことを知ることは、生きていく力になります。あなたは人に痛めつけられる痛みを知っているはずです。そして、そんなあなただから、きっと人を痛めつけない人になれます。あなたが悔しいと思うなら、彼らなんかより何倍も何十倍も自分のためだけに勉強して、自分で自分を誇れる人になることです。彼らはそれができないから、人を痛めつけて優位にたとうとしているのです。ただそれだけです。強そうに見えるけど、実際は自分で自分を高めることができない愚かな人たちです。そんなくだらない人間になってはいけない。私は、頭の悪い人というのは、頭が使えない人ではなく、頭を使おうとしない人だと思います。人を痛めつけて平気な人間は、頭が使えない人です。けれども、あなたは頭が使える人です。だから、痛めつけられた自分に悲しむことができるのです。もっと強くなれとは言いません。がんばれともいいません。でも、ただ自分のためにこれから何ができるかを考えてください。他の奴らなんて放っておいて、自分のために自分が何ができるかを考えてください。あなたはあなたです。まずは心と体を健康にしてください。そのために少し体を休めて下さい。温かいものを食べたり、温かいお風呂に入ったり。そういうちょっとホッとする何かを自分で見つけてみるとちょっと楽しいです。ちょっとの積み重ねが大事です。

きっと自分はあなたよりも恵まれている方だと思うから全部理解できるとは言えないです。でも何もしないで死んだりするより直接じゃなくても言葉にして誰かに助けを求めることができていることは強いと思います。自分はまだ高1なので何かしてあげられることはできないけれどがんばって生きているあなたは偉いと思います。助けになれなくてごめんなさい。