他人を信じること。
完全には無理だろう。
他人が悪いことをしないと信じられるなら防犯カメラもドライブレコーダーも要らないんだよ。
無人販売とかで品物を盗んでいくなんてしょっちゅうニュースで見る。
だから防犯カメラを設置することに対して「他人を信じられないの?監視するなんてひどい!」
なんて考える人は「おそらく」少ないだろう。
でも「恋人が浮気するかもだから24時間お互いの位置を分かるようにGPSつけるね!」
なんて言われたらどうだろう?
これも「おそらく」多くの人はそこまで監視するのはプライベートの侵害だし相手を信じられないの?なんて思うかもね。
宛メはどうだろう?
個人情報悪用されたりしない?
嫌がらせする人はいない?
優しい人ばっかり?
先の例だとお店とか恋人とか状況を限定したけど、宛メには多くのケースがあるよね。
死にたいって小瓶もあれば、
頑張りたい応援して欲しいって小瓶もある
小説もあれば友達募集も雑談もある。
その全てに対して「普通はこうだよね」という感じで防犯カメラのような適度な抑止力って設定できるのかね?
利便性とセキュリティは反比例する。
コンビニに入るのに「防犯の観点から身分証をお持ちでない方は入店できません」なんて言われたら不便きわまりない。
どこまで疑うのが「普通」だろうか。
「普通」の概念に苦しんでいる人の「普通」を誰がどこまで理解できるんだろうね?