白い道があれば脇道を探し、脇道があれば、獣道を探す。
できるだけアウトサイダーに、できるだけ変な不思議な道を歩いて。
好きな髪型をして、好きなものを好きと言って。自分だけの自分を大事にして。
そんな人間の方が面白いと思わない?
白い道を歩いて、みんなと同じところでみんなと同じ生活、みんなと同じもの(流行りモノ等)を好いて、
みんなと似た髪型をして、みんなと一緒の自分を大事にして。周りにばかり気を遣って。
こんな人間の方が面白い?
個々を大切にする時代
とは言うけれど、
前者のような人間は
省かれて、
傷をつけられ、
自らも傷をつけてしまう。
個性を潰してしまう人もいる。
自ら命を絶ってしまう人もいる。
後者ような人間によって。
「変」
「みんなとちがう」
「それのどこがいいの」
後者の人は異端を排除したがる。
言い方を変えると
自分の価値観と違う人間がいることが不安で、否定されそうで、怖くてしょうがないから排除したい。
話が少し逸れるかもしれないけれど、私の大切にしている話があるから一度読んでみてほしい。
「有名な人とか、飛び抜けて活躍する人って過去にいじめられていた経験がある人が多いんだって。
たぶん、そういう人って、普通の人にはない『特別なナニカ』を持っていると思うの。
普通の人達は本能でそれを察知して、人によっては『異端』と捉えてしまう。
『異端』を排除したくなる人間って、どうしてもいるんだよね。
きっと自分の『羨ましい』って本心に気づかないまま、いじめてしまう。
他の人にはない、特別な雰囲気を持っているから、それに引っかかる人がいる。
『足が速い』とか特別な部分が目に見えてはっきりしていれば、素直に尊敬できるんだろうけど、
それがなんなのか分からなかったら『異端』として認識してしまうんだよね。」
いじめられたり、死にたいと思って、苦しんでいる人へ
慰められても、同情されても、心の傷は癒えないと思う。
過去は消えないし、
心に1番傷痕が残る。何年も、何十年も苦しむ傷痕が。
ふとした時に思い出して苦しくなって、死んでしまいたくなると思う。
だけど、少しでもいいから自分に毎日ご褒美をあげてみて。沢山褒めてあげて。
「明日1日頑張って生きれたら大好きなおやつ食べちゃおう。」
「好きなアニメが明日やるからそれまで生きてみよう。」
そうやって、死を先延ばし、先延ばししていってみて。
きっと自分を大事にしてゆっくりすれば他人のことなど気にすることはなくなる。
自分を好きにならなければ、他人を好きになることはできないから。
まず、自分を好きになる努力をして。
理想の自分を探して。
自分を捨てないで。
ゆっくりでいい。温かくて、傷つきやすい人間ほど辛く感じるだろうから。
傷が癒えるのは時間がかかるから。