マイコプラズマ肺炎にかかって
しばらく寝たきり。
いつも私が何か病気にかかるとママが仕事を休んで看病してくれる。
一昨日。
別に誰もいなかったわけじゃない。
ママは仕事に行っちゃったけど、パパはいた。
パパが散歩してくるって外に出てもじいじもいた。ばあばもいた。
でもなんとなく、怖かった。夜は泣いていた。
怖いのか、寂しいのかわからなかった。
曲を聴いていたから、ただ感動しただけかもしれない。
昨日は誰もいなかった。
じいじとばあばはいた。
ママとパパは仕事に行っちゃった。
ずっとお菓子作ってた。
クッキーを久しぶりに焼いたの、結構上手く焼けたよ。
でもベーグルはなんかあんま上手くできなかった、かな
これは午前中の話。
午後になると、急に眠くなって、布団が敷いてある自室に向かった。
それで寝た。
1時間したら目が覚めた。
泣いた。
急に涙が出てきた。
何で泣いているかわからなかった。
ずっと泣いていた。
何で泣いているか考えるたびに少しづつ辛くなっている気がして、
何かしていたら気が紛れるかなと思って午前中にしたお菓子作りで出た洗い物を片付けた。
ボウル一つしまったらまた泣いた。
涙が溢れてきてしまった。
何でかは、わからない。
そこで気づいた。
「寂しいのかな」
寂しいのかー。って思った。
だってあれだけ言ったんだもん
「親嫌い」
矛盾じゃん。寂しいだなんて。
だから本物だと思った。
今泣いている私が本物の私。
それともう一つ。
マイコプラズマのおかげで失ったものがいくつか。
今まで私の生き甲斐って言ったら重いかな、
でも、それだけ必要なものだった。
「歌唱力」
何もない私でも、歌唱力なら誰かと戦えると思った。
そしたらマイコプラズマで思うように声が出せない。
歌えない。
気持ち悪くなった。
最初はこのことに泣いているのかと思った。
曲を聴いて、いつもなら歌って踊っていたのに、
できない。それができない。
しようとしたら声出ないわ踊ったら咳出るわで
苦しい。
もうだめだった
正直マジで死ぬか迷った。
嫌いだった。
読みたいと思った本も借りた割に
マイコプラズマになってしまって読めなくて
結局読めずに返した。
読みたかったなー。
「夢の叶え方は一つじゃない」
最近思うのが、時間の流れが遅い。
でもなんか日が終わるのはあっという間。
変。ちょっと気持ち悪いな
誰か私に歌う希望をください。