物を投げ散らかしたり、蹴られたり、家を追い出されたり。私には日常茶飯事のことだったのに、母親は全く覚えていませんでした。お風呂に頭を沈められたり、裸のまま外に出されたり、母親に包丁を差し出し、「そんなに嫌いなら殺せばいいじゃん」と言ったことも、何も覚えてないなんて。小学校中学年では、もう虐待もなくなってたけど、それまで私は怯えながら生きてきた。
中学生になってから母親に感じてた違和感。何事もなかったように、いい母親面をされるのが、どうしようもなく気持ち悪かった。本当の姿を隠されてるようで怖かった。
そして私は、母親に優しくできない罪悪感を感じながら生きています。