大したことなくても死にたくなる
ふと行きつけのラーメンを食べたくなり車で向かう。
縁日か何かしらんけど出店が出てて道が混んでる。
おまけにいつものみちは封鎖されてる。
ぐるっと回って1つ先の交差点から右折右折で店に行こうとする。
交差点で右折待ちする。
信号が→になって右折しようにも右折先の道路が渋滞してて入れない。
仕方なく次の信号を待つ。
だが次も対向車線の左折車が詰まってて入れない。
ふざけんな。
結局3回信号変わっても入れないから諦めた。
もう昼のラストオーダーには間に合わない。
気を取り直してお昼はすた丼にきた。
券売機で買おうとするもお金が反応しない。
新札対応してないとか。
店員は忙しそうだ。
後ろにも客並んだ。
千円札は十分にあるのに万札崩さないとならんくなった。
食券渡して提供を待つ。
後から来た客に先に配膳される。
サイドメニューつけたぶんだけこっちのが時間かかるのか。
店員は橋本環奈に似てる気がした。
マスクしてるから顔は分からんけど目の感じとか可愛い印象。
だがそれだけだ。
いくら可愛くても俺の荒んだ気持ちが癒えるわけじゃない。
「可愛い子だな」で終わり。
つかれたな。
平気な人の振りをして生きるのは。
イライラを隠して生きるのは。
いい人であろうとするのは。
1人で苦しむのは。
綺麗事が好きな奴に言わせたら「君は1人じゃない」とか「優しい人が回りにいるのに気付いてないだけ」なんてほざいたりするんだろうな。
そういう人間とは分かり合えない。
住んでる世界も見てる世界も違うんだろう。
俺の記憶から消えてくれ。
嫌な記憶も嫌な存在も。
記憶から消えないなら俺と同じように苦しんでくれ。
俺の気持ちが分かるなら、分かった振りをされるのが嫌いなのが分かるはずだ。
分かった上でやろうとするなら最悪だな。