小説2章　絶望の始まり

小説第二章 絶望の始まり
※こちらを見る前に第1章を見ることを強くすすめます。
※低クオですがご了承下さい

私は、愛とバスに乗りながら何をしたいかを話していた。
愛 今回は確か、、〇〇市に行くんだよね？
遥香 そうだね！楽しみだなぁ、、動物園絶対行くでしょ?それから旅館では恋バナとかしたいよね！ご飯も楽しみだし、レクもあるし、、
愛 遥香、先走りすぎだよ！
遥香 あはは！でもほんと楽しみでさ！
こんな日常的な会話をしながら外を見ると不意に私は一つの違和感を感じた。
遥香 ねぇ、〇〇市って行ったことあるよね？愛は。
愛 え？あるよ！1年ぐらい前に家族と行ったって前話したじゃん！遥香も行ったことあるよね、確か！
遥香 うん、行ったことあるよ。だから、違和感を感じるの。
愛 え？なんかあったの？
私は息を呑み、愛にこう告げた。
遥香 こんな場所絶対通らないよね、、？
愛 え、、？
愛は恐る恐る窓の外を確認する、そこは少し不気味さを感じるような森林だった。
〇〇市に行く際に、普通はトンネルを通り、そこを抜けたら綺麗な海が見える。森林なんて通るはずもないんだ。
遥香 ほんとにこれ、〇〇市に向かってるのかな、、？
愛 ・・・わかんない、、
私は悪い予感がして先生に言った。
遥香 前山先生！
前山先生 ん？どうしたの？
遥香 このバスの向かってる場所って、、
そういった直後だった。
パァン！と大きな音が鳴った、そして、みんなの甲高い悲鳴が聞こえた。
遥香 え、、？
私は驚いて振り返る、そこにはクラスメイト頭を撃ち抜かれ、死んでいる姿があった。
？？？ みずき！
そう言い駆け寄ったのはクラスメイトの花奈だった。
花奈 みずき！しっかりして！なんで、、何でこんな事に！？
涙を流しながら訴えかける花奈、、でも私はそれより運転手へ目がいった。
運転手は、、拳銃を持っていたのだ。
坂井 どうなってんだよ、これ！？
翔太 意味わかんねぇよ！
みんながパニックに陥る中、運転手は静かに、大きく話した。
運転手 静かにしろ、今からお前らをとある場所に連れて行く、それに関してなにか言及すれば、そこに転がってる奴みたいになるぞ。
そう聞いた瞬間、みんなの声はピタッ止んだ。
そしてまたバスは動いて行った。
愛 どうしよう、ねぇ遥香ぁ、、私怖いよ。
遥香 私も怖いよ、、
さっきのことから30分近く経っていた、みんなも緊張で疲れている様子だった

フシュー

急にそんな音がなった気がした、小さい音だったから気のせいかもしれないけど、、、
愛 ねぇ今の音聞こえた、、？
愛は怯えながらそう聞いた。
遥香 うん、聞こえた、愛も聞こえたんだ。
愛 うん、、
すると急に眠気が襲ってきた、、。
遥香 なに、、これ、！？
愛 ねむい、、
私は遠のく意識の中、これから絶望が始まることに勘付きながら、意識を失った。

生存者残り 16人

これからはグロ表現あるかも、、？過激にはしない予定です！
最後に人物紹介！新たな人、花奈と瑞稀について！
高野花奈(こうのはな)
・みずきの親友
・みんなからは頼れる姉御として慕われている、女子人気が高い
・身長が低く、髪が生まれつき茶色っぽい。よくお人形のように可愛いと言われるが本人はそれを嫌っている。
向井瑞稀(むかいみずき)
・花奈の親友
・ツンデレで密かにモテてている。
・髪が短く、メガネをしている。
・上下関係をしっかり守れるよう過ごしている。