担任との面談のときに話の流れで笑いながら
「そんなことしたら親に殴られますよ〜笑笑」
って言ったらけっこう問題視されたみたいで、ちょっと深堀りされて昔から暴力があるってこと話した。
そのあとは普通に勉強のこととか話してたんだけど
最後帰りかけたときに
「殴られるっていうのは心配だから学年主任に伝えておいてもいい?」
って聞かれて、最初は「嫌です」って答えたんだけど、
「そんなことされるのは普通じゃないから」とか説得されて結局OKした。
で、次の日は特別授業で講師の人が教室に来て授業をしてたんだけど担任は暇そうに教室をウロウロしてて、自分一番うしろの席だったからしょっちゅう見られるわけ。
でも一番うしろだったからってだけじゃないと思う。
体の傷とかいろいろ確認してたんだろうな。
次の日に呼び出されて担任、学年主任と面談することになったんよ。
職員室の中に小さい部屋があるってことここで初めて知った。
途中で生徒指導の先生もきて、あんまり広くない部屋に先生3人(うち2人は強面)対自分っていうかなりシュールな状況だった。
担任が若い先生でわりと仲良かったのが救いだった笑。
で、暴力のこともう少し詳しく教えてって言われて話した。
親に連絡して注意していいかって聞かれたんだけど、そんなことされたら悪化するって拒否した。
そしたら親には連絡しないでくれた。
で、その次の週、学年集会が終わって教室に戻ってる途中で急に担任と学年主任が近づいてきて列から離れさせて
「児相の人が話したいって。今日の午後くる」って言われて、
え?って思ったよ。
そのころ児相のことなんて全然知らなかったから。
テレビで虐待死事件とかやってて児童相談所ってワードを知ったくらいで、自分とは無縁だと思ってた。
その日の放課後(本当は昼過ぎからやりたかったみたいだけど好きな授業だから受けたいって言ったら融通きかせてくれた)、
先生に言われた部屋に行ったら担任と、中年の男性と女性が一人ずついた。
児相の人は2人とも優しかったよ。
穏やかでよく話を聞いてくれた。
家庭環境のこととか聞かれるままに話して、家族に対する感情とかも話したら、
「あなたのされていることは虐待って言って、やってはいけないことです」って言われた。
暴力振るわれてきついとは思いながらも、他の家でも普通のことだと思ってたから、びっくりした。
でも、これは我慢するべきことじゃないんだなってちょっと安心した。
ただ、自分が「こんなの普通じゃないんですか?」とか「ここまで育ててもらってるので」とか言ったら
児相の人も担任も憐れむような目で見てきたのはちょっと悲しかった。
そのあと、「あなたみたいに親の元で安心して暮らせないしばらく子どもが安心して生活できる場所が児童相談所にある」って説明された。
「ご飯は食べれてる?」って何回も聞かれるんだよね。
児相の人だけじゃなくて、先生たちと面談したときもだった。
自分の場合は食事はちゃんと親が用意してくれるし、食も細い方じゃなくて学校の給食は毎日おかわりしてる。
だからちゃんと食べてはいるんだけど、体質なのか周りの子より細いんだよね。
「ちゃんと食べれてます」って答えても何回も聞かれるのはちょっと嫌だったな。
児相の人が途中で「会議してきます」って言って部屋を出ていってリモート会議的なのをして戻ってきたら開口一番に、
「児童相談所として、その状態でお家に帰すことはできないという判断をしました」
って言われた。
しばらくはさっき説明した施設に泊まってもらうことになるって。
その間は学校に通えないって言われたからいろいろ心配だったけど、断れる感じでもなかったし帰るのも嫌だったから素直に従った。
先生たちに挨拶してから児相の人たちと車に乗ったんだけど、最後いろんな先生が出てきて見送ってくれてなんか涙が出てきた。
これからどんな生活になるんだろうってすごい不安だった。
道中は児相の人がいろいろ雑談してくれた。
で、児相について、夜ご飯食べて、また家庭環境のこと少し聞かれて、一時保護所ってところに入った。
そっからの生活はけっこう快適だった。
何よりも、安心・安全が守られてた。
でも、自分の家庭は普通じゃなかったんだなって改めて認識させられた。
保護所にいる間に児相の人と何回も面談して、今後どうしていくのかを話し合った。
それからしばらくして学校にまた通えるようになってからも、担任とか学年主任とかが気にかけてくれて話聞いてくれたりもした。
あれからいろいろ変わったよ。
良い方向にね。
だから自分は、児相の人たちと児相に繋いでくれた先生たちに感謝してる。
誰でも無料でお返事をすることが出来ます。
お返事がもらえると小瓶主さんはすごくうれしいと思います
▶ お返事の注意事項