一人ぽっちの寂しさがある一方で、他人と一緒にいるときの寂しさもある。
どちらかを選ぶしかなくて、寂しさを引き受けないという選択肢は、もともと存在しない。
寂しさを紛らわせてくれる他人はいるとしても、寂しさを消してくれる他人は存在しない。
紛らわせてくれるだけなのに、消してくれると勘違いして縁を結ぶ。
勘違いでもあり、願望、場合によっては悲願ですらあるのだろう。
しかし、その選択の結果、人生詰む人が大勢いる。
そんなことになるくらいなら、最初から一人ぽっちの寂しさを選び、他人との関係は自分でコントロール可能な範囲にとどめておけばよかったのに。
学校も親も世間も、誰も教えてくれないものね。
寂しさは自分の影みたいなもので、一人でいようと他人と一緒だろうと、自分がいるところ、常に付きまとうものだと。
寂しさは一人一人、パイの分け前分を自分で引き受けるしかなくて、他人に代わりに引き受けてもらうことは出来ないのだと。
自分が自分の分の寂しさを引き受けて初めて、寂しさを紛らせてくれる他者の存在のありがたみが本当に分かるのだと。
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