アラフォー独身の創価学会二世です。
生後半年でオート入会、両親は真面目な幹部です。
タイトルの通り、今私の胸中でドロのようになっている気持ちを小瓶に入れます。
宗教の悩みは誰にも相談できない、生きてるだけで生きづらい…常にデバフ食らってるような人生を送るために、私は生まれてきたのかな…と闇にのみ込まれてしまいそうで、言語化しておきます。
■交際相手
全ての会員のご家族がそうではありませんが
大体、交際相手のことで揉めます。
20代半ば頃にお付き合いしていた男性がいました。
私が創価だと言うと、ネットで調べて眠れなかった、親に紹介できない、子供が可哀想等と
心身を病ませてしまい、2年付き合って結局別れました。
最後の会話は創価の会館で、家族ではない幹部の方と勧誘したとき
「どうして僕を守ってくれないの?」
と言って、一人で会館を出て、逃げるように去って行きました。ホント、トラウマです。ありえません。
親が幹部だと、周辺の会員の方々が口伝で私の情報を知っているので
「私もそういう経験あるからさ、で、明日の会合参加よろしくね(親と同世代の幹部女性)」
「別れてよかったね、これで宿業が切れたね(少し年上の女性幹部)」
って、私の傷心に寄り添ってくれた人は、周りにいませんでした。
それからマッチングアプリで創価二世のコミュニティにいる男性と何名かお会いしましたが、中々ご縁がなく。正直まともな人って思える方がおらず…。自分も同じですが、そもそも人格者でまともな人なら、マッチングアプリを使わないんだな(偏見)…と諦めました。
■結婚が無理ゲー
めちゃくちゃ美人、人格者、両親も考え方が偏ってない方は別な気がしますが
①宗教二世
②親が同じ宗教に入会しないと結婚絶対許さないマン
③小~大学まで創価系の繋がりが全くない普通の学校
④一般企業就職
③、④で創価系の繋がりがある場所へ行くと
結婚も割とスムーズに進むようですが
日本の一般社会、宗教に嫌悪感のある世の中で
①〜④を突破して普通に結婚する方が無理ゲーです。
中々ないです、宗教が理由で結婚でしないとか…笑い話にもできません。
相手が運良く「創価学会のあなたじゃなく、あなた自身が好きなんだから関係ないよ」と言ってくれる素敵な方であれば、壁は乗り越えられそうですが、そんなレアキャラ中々いません。
あと、お相手が無職、ご家族が他界されて天涯孤独、子供を先に授かった、等
お相手が入会するきっかけになりそうな条件が揃えば…というところかなと。
■考え方が偏った親
両親は宗教活動しない自分には無関心で
活動に従事しないと責められます。
「祈らないから、活動しないからそうなるんだ」
愚痴や不満を漏らそうものなら
「そういうことを言うから幸せになれない」
等、私の気持ちに寄り添うことはありません。
一度学会が信じられなくて1週間家出したときの母からのメールが「組織にご迷惑をかけないで…」でした。
両親が心配なのは、私自身のことではなく、創価学会という「組織」に迷惑をかけること、ということです。
■うつ病になる
そんな中で5年前からうつ病になり、まともに働けず、実家を出られず来年40歳になります。
うつ病になっても両親は、(宗教活動してるのに、幹部の子供なのに)そんなことあるはずがない、と最初は受け入れてもらえず、心療内科に通院し抗うつ薬を服用していると言うと
「そんな薬を服用してるから治らないんだ」
と、無知な発言ばかりで、私のことを心配する言葉もありません。
仕事に行けなくなり、やっと病気なのを認めたようで(それでも軽い方だと思われてますが)
宗教活動しろ、お金なんて無いから働け、と言うことは無くなりました。
■私の人生って…
子供の時から20代の殆んどを、宗教活動に捧げてきました。
小学生の時、学会員だけの合唱団に入団し、仲良しの友達が一人もいない中、親の喜ぶ顔が見たくて、寂しくても毎回一人で練習に参加してました。
中学、高校と、会合があれば必ず参加、何かやれと言われたら断らずに全力投球。
社会人になって、仕事でどんなに疲れていても、夕飯も食べないまま会合に参加し、幹部になれと言われればなり
やる気のない会員の方の自宅を訪問し、けむたがれながらも毎回手紙を書き
違和感は全て黙認し、ただ真面目に宗教活動に励んできました。幸せになれる、夢が叶うと信じて。
気づけば周りの(創価系の学校、企業に勤める)同世代の女性達は結婚し、子供は中学生になり
私が20代の時、小学生だった学会員の子供達も結婚して子供を産み、家庭を築いています。
…あれ、私は…??
たくさん祈って、会合も何があっても必ず参加し、幹部になれと言われれば嫌でもなって
やりたくないことを一生懸命やり続けた結果
うつ病になり、何もしたくなくなってしまいました。
諦めないことが取り柄だった私が、諦めないことに疲れてしまいました…
いま、幸せとは少し離れた所に浮遊しているような感覚です。
もちろん、これは私個人のことで、幸せな人生を送っている方もいます。
でもそれは、両親がある程度裕福で、まともな価値観を持っていて、宗教>子供ではなく、子供の思いや考え方を尊重してくれる、本当の意味で幸せな家庭でないと成立しないことなんだなと思います。
全てのご家庭において、親の価値観が子供に影響を与えるのが当然ではありますが
宗教活動をしない自分に価値はない、と思わせるような両親のもとに生まれてしまったことを、呪いたくなります。
宗教が悪いとは思っていません。むしろある程度の倫理観、善悪の基準は信仰のおかげとも思っています。
でも…本音を言えず、勇気を出して言っても否定され尊重されず、それでも何か意味があるんだと自分を鼓舞し、真面目に活動してきた人生を過ごした結果
自分の意思がない、他人軸強め、うつ病持ちのアラフォー独身女が爆誕しました…。
■余談
これは最近のホットな愚痴ですが
学会の組織の中で、同世代の女性達と小さなコミュニティを作って、時々話し合う場を設ける、という事になっているのですが。
全員私より年下で、結婚していて小さな子供のいる主婦。
LINEのプロフィール写真は子供だらけ、スタンプも子供の顔の手作りスタンプ、会話の内容も家庭内や子育てのことが中心
な人たちの中で、独身アラフォーの私が、なぜいなくてはならないのか…ただの拷問でしかありません。
…文字にしたら少しスッキリしました。
自分らしく、ゆっくり過ごします。
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