僕の現在位置です
少し前に見たニュース。
長崎にある浦上天主堂の鐘楼には、かつて2つの鐘が吊るされていた。
この天主堂は、原子爆弾の爆心地から500メートルぐらいの地にある。
65年前に再建された天主堂には同じく鐘楼が2つあるけれど、鐘は1つしかない。
偶然にも爆風で壊れず、瓦礫の山に隠れていたものを吊るしたのだ。
消滅したほうの鐘が、アメリカ国内のカトリック信徒からの資金提供で復元製作されている。
資金を募ったのは、かのマンハッタン計画に携わった医師を祖父に持つ、アメリカの大学教授だ。
オランダで鋳造された鐘本体は、今はアメリカの大型楽器製造会社の工場にあって、吊るすための部品の取り付けや音色の最終確認の真っ最中。
今月中にもアメリカを出発し、長崎に到着する予定だという。
この会社の社長 James Androuais 氏はインタビューの中でこう話している。
(僕がニュース映像から聞き取ったディクテーションなので、間違いがあったらごめんなさい)
It's gonna be a beautiful sound swinging through the cathedral and the city.
It's really neat being selected out of all the foundries in the world to have to be a part of this.
教会と街に響き渡る美しい音になるでしょう。
世界に数ある鋳物工場から我々が選ばれ、このプロジェクトに参加できて非常に嬉しいです。
少し調べてみたら、ジェームス氏は「McShane Bell Company」という会社の社長。
こちらの会社、本部をアメリカ ミズーリ州セントルイスに置き、創業は1856年。
以来、教会に設置する鐘・ピール・チャイム・カリヨンなどを造っているそうだ。
セントルイスといえば、僕がアメリカにいたときに生活の拠点としていた都市。
司書として現地の大学にも出入りしていたし、地元の教会にもたびたび足を運んでいた。
あの頃の思い出がたくさん浮かんでくる。
僕は中・高・大とキリスト教の学校を出ていることもあって、朝の礼拝の時間を告げる鐘の音が生活の一部になっていた。
ニュース映像で「カーン、カーン……」という音が流れるのを聞いて、心が動くのを感じたんだ。
僕が初めて長崎を訪れたのは高校2年生のとき、2泊3日の研修旅行だった。
平和公園、原爆資料館、再建された浦上天主堂はもちろんのこと、今もなお市街地の川沿いにそのまま残されている、爆風で破壊された鐘楼もすぐ近くで見た。
戦争遺構というにはあまりにも無惨な姿だと感じたけれど、これが被爆地長崎の現実なんだなと思いながら写真に収めたのを憶えている。
ほかにもいろいろ回ったなぁ。
自由行動の日、路面電車の一日券を買って、ちゃんぽんやカステラのお店に行ったり、地元のおばあちゃんと話したり。
とにかく急坂が多いから、長崎では老若男女、車やスクーターをスイスイ乗りこなしている。
稲佐山にも行った。港を一望できる開けた景色が心地よかった。
出島跡や旧グラバー邸の道を歩いたとき、「昔、ここで暮らしていたかも」という感覚がふっと頭をよぎった。
とても懐かしくて、郷愁の念が満たされたのを今でも忘れない。あれは本当に不思議な体験だった。
鐘の音を聞いてこんなにも胸を打たれるとは思ってなかったので、とても感動したし、これまでのいろんな記憶も蘇ってきた。
まだそういう力が自分の中に残っていたんだと気付かされた。
新年度の開始早々、いい発見。
また長崎に行こうかな。浦上天主堂の新しい鐘の音も聞いてみたい。
寝室のパソコンのキーボード(20年選手)。
キーが押されたまま戻らなくなる症状が頻発、Enter キーもギシギシ鳴るんで買い替えた。
Bluetooth 接続のものだと BIOS セットアップ画面でカーソル操作できないから、USB の受信機があるワイアレスキーボードにした。
浅いキーストロークにまだ慣れなくて、タッチタイピングだとミスタイプしてしまう。
でも無線タイプはいいね、テーブルを広く使えるし。
♪あの森で待ってる / ボンジュール鈴木
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