単なる呟きです。
感動したぁ~。
ドラマチックな現場を見た。
銀行に口座開設に行った時、40代位の汚れた作業服の男性客が隣り合わせた。
その人が窓口から呼ばれ、窓口の女性行員に「解約ですか」と聞かれていた。
「はい」と答えたと思うと、「支店長が不在なので、支店長が戻ってくるまでお待ち願えませんか?」と行員が言った。
「私のお金だ、何故、支店長が関係あるんだ。」と男性客。
「こちらへ」と奥の部屋へ案内される男性客。
「いや、結構です。
それより、早くして下さい。」と、私の隣に座る。
私の番が来て手続きをしていると、血相を変えた男性が来た。
その男は隣りの男性客に、「解約は困ります。」と言った。
男性客は「はぁ、俺が困った時に御前が何て言ったか忘れたのか、御前は信用出来ないとか、潰れてしまえと言ったよな。」
「いや、言ってません。
解約されたら私がクビになります。」
「早くしろ、御前は信用出来ない、クビになれ。」と言った。
すると、窓口の女性行員が「高額なので、本店でしか用意出来ません。」と言った。
「じゃあ、本店に取りに行くから用意させておけ。」と男性客。
私も何かスッキリした感じになったので、「何か信用出来ない銀行の様なので口座開設は止めます。」と言ったら、男性客がこちらを見てニヤリと笑った。
半沢直樹のドラマみたいだった。
でも、あの男性客は、いくら預金が有ったのだろう?
融資を断られて、潰れそうだったのに、どうやってお金持ちになったんだろう?
興味が湧いた。
たか